2010年11月30日火曜日

K大のHなアンケート(勃起力改善 治療開始)

『INAさーん』外待合で診察室から出てきた看護師さんからバインダーを渡された。


『これ、診察までに書いて奥(処置室)まで持ってきてくれる?』

奥に戻る看護師さんを目で見送ってバインダーに視線を戻す途中の視野に、受付カウンターにいる女の子がフエードイン。僕に微笑でるのが解って、軽く会釈を返したが・・・、。

バインダーに綴じられたそのペーパはザット10数枚のアンケート用紙で、中身が驚く程に濃い!

バラバラとめくって内容が判ると慌てて受付に視線を返したが、受付の子は下を向いてなにやら調べ物の様子。別に照れる事もないのだが、微妙に安心してアンケートをめくり返した。

内容の一部を紹介すれば、

[貴方は一度のセックスにどれほど時間をかけますか?当てはまると思うところに丸印をしてください]  30分以下から最大2時間以上まで30分毎に選択肢としてあります。適応する箇所に丸印をつけるわけです。

[セックスパートナーはいますか 何人いますか]などが箇条書されていて、最後には[勃起に自信がありますか?]などと質問してきます。

極めつけは、[一度のセックスで何回射精しますか?]

思わず、待合にいる診察待ちの人達を見渡しましたが、[俺たち関係ねぇ~!]て涼しい人達ばかりで、かなり安心できました。年代も相当高いし、ギラギラした人はいません。

記入し終えて受付の子に『なぁ~これ知ってる?』『あ~、内容濃いそうですねェ~(笑い)』『そうやろ~!』

(こう言う事を日記に書き下すのも、ヒンシュクをかいそうでどうかと思うが再三に有る事でも無いので、摂り合えず継けて書きます。)

僕の場合2度もアンケートがありました。理由は不明です。これも問診でしょうか?、結論的にはレビトラ(バイアグラの改善されたセカンドソース)を処方して貰いました。

その後癌の再発騒動が勃発して、それどころではなくなり現在は薬による勃起治療は断念しています。副作用の無い自然的治癒では妄想とか視覚治療とかがありますが、なにかアブナそう。ホリスティクは微妙で一歩間違うと2度と戻れない深淵に落ち込みそうです。

2010年11月27日土曜日

手かざし スピリチュアルな女(ひと)


退院して幾日かの或る日、友人の紹介で凄い美人と会った。20代と思われるその女(ひと)が病を癒すと言う。簡単な自己紹介の後、早速癒して貰う事にした。友人が前もって僕の病状(インポ)を説明していた所為か、用心無く二人きりで事にオヨんだのである。


『では、お願いします』と早速ズボンを脱いで、パンツ1マイになったが、相手は怪訝な様相。『え!?』と僕。電波か電磁波かは知らぬがエネルギーを放出する手かざしならば出来るだけズボンなどのシエルターなど無いほうが好いに決まっていると、常識的に考えての行動だったが・・・『ズボンを穿いて下さい』と言う。???『あのぅ・・・聴いておられると思うんですけど、僕は前立腺癌で あのゥ~・・・インポを治したいですけど・・・』オロオロして、やっとこさ弁解がましく自分の行動の正当性を主張したが、『正座してください』と返事がきた。赤面して正座すると『ズボンを穿いて』『ハイ』と僕。慌てて転びそうになりながらズボンを穿いて正座し直しました。内心{なんや?なんや?この女?}『手を合掌してください』もうすっかり気圧されていていたのか洗脳されていたのか言う通りに合掌しました。

『そんな、キリスト教みたいでなく、掌(てのひら)をあわせて』と注文がつきました。
『僕は無宗教ですけど、お稲荷さん以外には、そんな事出来ません』と必死の形相で反論しましたが、『効果半減ですよ!』キツイな~!コイツ、コイツと思いながらも威圧感からか、これ以上逆らえなく、『主よ御赦しを・・・』と無言で唱えると、『目を瞑ってください』もう僕もすっかり従順で天国に召される想いで、目を閉じました。何か女性はブツブツいいながら頭を祓っている様な気配を感じました。暫くすると、『頭をお下げください』と言葉は丁寧だが、高圧的な物言いで強要しました。当然僕は従順です。{インポ治るかも・・・}
当然お持ち帰る事も出来ずお送りして帰りました。
あれから幾月か経ていますが、インポのままです。 

2010年11月8日月曜日

BLUE CLOVER CAMPAIGN



ここに動画もあります。前立腺癌早期発見のキャンペーン(ASAHI)です。

2010年11月4日木曜日

追悼 死の向こうに

D2の癌トモが逝かれました。癌トモと言うのは僕が勝手にそう想っているだけで、D2の方は僕の存在はご存知ないと思います。D2の方のサイトは幾度か訪れていましたので、大変残念な思いです。ご家族の皆様にはお辛い出来事とお察し申し上げます。謹んでご冥福をお祈り申し上げます。

癌と判明した時から、ご本人も、ご家族も覚悟はあったことと思いますが、また生を受けた以上の約束事とは謂え、別れは極く辛く酷なもので推して余りあるものがあります。

ご一緒にサイトの運営をされておられた奥様ともども前立腺癌の後輩たちに道標を切り開かれた業績には僕ら前立腺癌患者からはテクストになり、感謝の念に絶えません。

肉体は朽ちてもサイトで語られた思いは永遠に語られるでしょう。死する事無く残るでしょう。
立花タカシさんも死の世界を語っておられましたが、死の向こう側の世界をもD2さんには是非ブログで紹介して欲しいものです。
謹んでご冥福を・・・・・お祈りいたします。