2014年3月13日木曜日

stap細胞破綻!! NET社会の怖さ( pubpeerとSlashdot )


《 なめてますね、これ、
何と言って、理研の対応です。》 

20140305日)kahoの日記:STAP細胞の非実在について36 から。。。

 

要旨は・・・

《小保方氏の論文作成の作法やミスや画像の捏造では無く、「存在しない」のです。理由は最終分化したT細胞から作成されたとするSTAP幹細胞にTCRが再構成された形跡がなく、胚盤胞にinjectionして作成された胎盤、キメラにも、BCR(抗体)もTCR(細胞性記憶)も解析はしていない。公表されたのはGFP発光したマウスの写真。》

 

これに一定の理解を示す人達が現れていて(当然理研内部にも)、inductionではなくselectionではないかと疑念を持たれはじめた。つまり最終分化された細胞がストレスなどの刺激で脱分化し幹細胞に還元したのでは無く、もともとの細胞群(ポリクロ)にコンタミされていたG0期だろう幹細胞をスクリーニング(抽出)しただけではないか?

 

同じ様な考えは、慶応の吉村研究室もそうで、そのブログ「T細胞はSTAP幹細胞になれない」で、
STAP細胞の由来はT細胞でないと理研が明確に否定した以上、selectionか?》
と述べています。

 

20140311日 kahoの日記で

《理研は、STAP細胞の論文2報の内片方でChIP-seqと言う実験を行いそのデータを公開しています。そのなかの ”input”と言われる染色体配列の解析で「CNVcopy number variation」を観察すると、STAP細胞はES細胞との結論を強く示唆しました。論評はしません。》

 

Ina

昔、生体細胞環境は厳格なPH管理下にあり、制御不能で細胞は全滅すると教わった記憶があります。この時、進化論ではありませんが、細胞はその生命維持のため何らかの方式でシステム転換を図ります。生きた細胞を犠牲にしても種(幹細胞:oct3/4、sox2、klf4発現)を残そうとするのは自己的形質転換と言えるかも知れません。言葉を換えれば環境順応性。がん治療で、より高悪性度がん細胞の発現が現実性を伺えます。
ハーバード大のバカンティ氏にも、その強い思いが、或いは、あったのかも知れません。STAP細胞もメルヘン・・・か(a)

 

STAP細胞がES細胞なら一連の経緯は理解可能かと思いますが、山梨大の若山氏作成マウスが理解出来ません。理研は胎盤も出来るES細胞を持っているとの噂話も聞きますので・・・或いはとの憶測が働きますが。。。もし故意でそうであるならば悪質ではないでしょうか。。。

追記1:
ES細胞から直接胎盤は出来ないようです。出来るのはTS細胞(胎盤形成に寄与する栄養膜幹細胞)の様です。でも、胎盤形成するには第三者(子宮提供者:宿主)の影響力が必須と思うのだが(受精卵になるためには精子が必要。胎盤になるためには子宮細胞組織の関与が必要)・・・、またTS細胞からは胎仔は出来ない・・・何なんだろう?STAP細胞は?

追記2:
「stap細胞は胎盤への分化能はあるが、増殖しない。stap幹細胞は増殖するが、胎盤への分化能はない。」と発表されています。若山氏の所有していた小保方氏作成のstap細胞2株は黄マウス純系の幹細胞だったようですが、検査の結果は黒マウス系(B6)とその第一世代(F1)だったとの事。 益々、ディープに混迷しています。

追記3:
2013/11/7 理研の丹羽仁史プロジェクトリーダーはES細胞からoct3/4を強制欠失させるとTS細胞に変換したことを明らかにした。これは胎仔性胎盤の作成がES細胞から作成できる事を意味している。これの上流は2008年《分化細胞に多能性を誘導する転写因子ネットワークの構造解析》で転写因子klf4操作でES⇔TSに変換していた流れであろう。 従って、TSCとESCは競合関係、つまり水と油の関係にある。


若山氏のstap2株は多分129/b6(v.65)ハイブリッドのESCとTSCではないかと言われています。また、stap化すればメスがオス由来の細胞になったと言われていますが、ES細胞はオス由来の細胞で作成されているようです(メス由来のESCは無い様です)。

オホホポエム、これは理研の内部告発(遠藤高帆氏:kahoの日記)、東京女子医大もしくは小保方氏自身の書き込みだったと言う人もいますが、「ヨハネの黙示録」並みの難解さです。

何度も言う様ですが、体細胞にストレス印加すれば、がん細胞を含め体細胞は死滅し、同時に幹細胞に自然転換するのはガン細胞だけと思いますが・・・


追記4:
2014/4/7理研の記者会見で共著者でもある丹羽仁史プロジェクトリーダーはSTAP細胞がES細胞である可能性は低いと述べました。只、STAP細胞の発現は周産期幼若マウスとしている。

追記5:
2014/4/11理研の笹井芳樹氏も「ES細胞では考えられない現象がある」と述べています。確かにESCとTSCは共存出来ません。ESCの遺伝子操作で胎盤作成が可能な場合はクローンマウスだけで、胎盤と胎仔ともキメラ作成できるのは8細胞期胚に8細胞期胚(4倍体では不可)をinjectionした場合だけの様です。




追記6:
2013年10月31日付け出願(審査前)の STAP細胞の国際特許 を見てみた 
 
Applicants:
THE BRIGHAM AND WOMEN'S HOSPITAL, INC. [US/US]; 75 Francis Street Boston, Massachusetts 02115 (US).
RIKEN [JP/JP]; 2-1, Hirosawa Wako-Shi Saitama, 351-0198 (JP). 
TOKYO WOMEN'S MEDICAL UNIVERSITY [JP/JP]; 8-1, Kawada-cho Shinjuku-ku Tokyo, 162-8666 (JP)
 

発明人の記載順位云々が言われているが 権利的にみると発明人は何の権利も所有しない。所有権(権利)者は国際ルールに従って出願人の記載順序である。この事は研究者では理解できていると思われるが、発明人及び順位は唯、単に形式的な羅列にすぎない。
 

出願者(Applicants)の1stはバカンティ氏所属のボストンTHE BRIGHAM AND WOMEN'S HOSPITAL2ndは理研、Lastは東京女子医大 。法的には1番目のTHE BRIGHAM AND WOMEN'S HOSPITALの意思次第で権利の行使は可能とされる場合もあり得る。

この事実はSTAP細胞の全責任者はBRIGHAM AND WOMEN'S HOSPITAL(バカンティ氏?)であると僕は思うのだが・・・責任を負わず利益だけを貪ろうなんて(日本からの視点)・・・報道機関も視点を変えたら?


追記7:

このSTAPは事件化するかも・・・
東京女子医大、ホメオパシーの次はSTAPか?小保方氏もSTAP発表前に株取引があれば、逮捕となるが・・・

slashdot STAP問題の裏にインサイダー疑惑
STAP細胞で大儲けした人間を許してはいけない
小保方研究に関与する企業の株価が急上昇――STAP細胞騒動に株価操作疑惑




 




今回の疑惑もノバルティスと同様、NETからでした。インサイダーは利害が絡んでどうしょうもありません。が、「特定国立研究法人」の決定は先送りしたようです。

NETは怖い。が、しかし我々が30年も以前にpubpeerやslashdotに接していれば、薬害エイズは防げたであろうかとも思います。anonymous cowardは決して悪くない。と僕は思う。

理研も「恋チュン」をUPしてみればどうでしょう?提案します。
モチ、センターは野依さんを選んでください !!

MDアンダーソン発の恋するフォーチュンクッキー 
┌( ^ω^)┘♫ (@_@)。元気でるぞー!!

 
(a)追記     CDBは1997年頃から癌細胞を脱分化させ、その出来た幹細胞を、丁度鳥取大学が発表したmir-520dなどで正常化させる構想があった。つまり、ストレスを細胞に与え幹細胞に脱分化させる発想のSTAP細胞は理研の長年の悲願だったのかも知れない。ヒト生体で幹細胞を自然作成出来るのはガン細胞だけで、ストレス時クローンと幹細胞の二つに分化転換すると言われています。がん細胞の分化転換は転移時にもEMT変換して血流に入り転移先でMET変換して元のがん細胞の表現に戻ると言われています。
http://www.cdb.riken.jp/jp/millennium/2_2.html発生と再生 見えてきた細胞達の振る舞い。

 

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