2010年12月17日金曜日

疾病管理に『ヘルス・マネジメントⅠ』治療効果が判ります。


疾患、疾病の記録とグラフ管理ができる『ヘルス・マネジメントⅠ』を公開します。

毎日のEVENT管理記録と、月,年単位の記録ができます。グラフは月、年、10年。糖尿、痛風、などの下記リスト対応で、記録値は下マーカーリストからそれぞれ選択できます。記録は任意の年から9年分までです。
疾患リスト

貧血/多血症/血栓症/アレルギー疾患/肝炎/扁桃炎/肺炎/胃潰瘍/高血圧/高脂血症/子宮筋腫
/内分泌疾患/ネフローゼ症候群/慢性腎炎/脱水症/消化管出血/筋ジストロフィー症/甲状腺機能低下症/動脈硬化/慢性関節リウマチその他自己免疫疾/患/脳炎/水痘/麻疹/骨髄増殖性疾患/肝硬変/脂肪肝/胆石/骨疾患/腎不全/腎不全/腎不全/膵炎/糖尿病/心筋梗塞/心筋梗塞/気管支炎/多発性骨髄腫/膠原病/リウマチ/中耳炎/白血病/結核/骨髄炎
マーカーリスト
赤血球数 RBC/ヘモグロビン量Hb/ヘマトクリット値Ht/赤(血)沈/白血球数WBC/好中球(末梢血)/単球(末梢血)/好塩基球/好酸球(末梢血)/リンパ球(末梢血)/血小板数 Plt/GOT AST/
GPT ALT/ALP/LDH/LAP/CRP/γ-GT/A/G比/膠質反応(コロイド反応)/血清アミラーゼ
/尿素窒素/クレアチニン/尿酸/空腹時血糖/総コレステロール/HDL善玉コレステロール/LHD悪玉コレステロール/中性脂肪(トリグリセリド)/RFリウマチ因子/CPK(CK)/Fe (鉄) (血清)/Na (血清)/K (血清)/P/ICTP/DPD/PICP/BAP/Alp/BGP/TRAP 5b/尿DPD/尿NTX/尿CTX/血清NTX/血清BAP/インスリン (血清)/血圧L/血圧H/尿蛋白/血糖/体温/体重/など。

『INA_PROSTATEART』  の添付ファイルにあります。



2010年12月12日日曜日

『癌・腫瘍マーカー管理シートVer.3.3』骨マーカーを追加しました。

転移などの骨マーカー(血液、尿)を追加しました。追加内容は下記12点です。


ICTP・ PICP・ DPD・ BAP・ Alp・ BGP・ TRAP 5b・ 尿DPD・ 尿NTX・ 尿CTX・ 
血清NTX・血清BAP。



マネジメント適応癌種は

脳腫瘍・上気道癌・頭頚部癌・上顎癌・口腔癌・食道癌・胃癌・消化器癌・大腸癌・直腸癌・結腸癌・ 肺癌・肺小細胞癌・肺扁平上皮癌・腎癌・膵癌・胆道癌・胆嚢癌・肝細胞癌・肝細胞癌・転移性肝癌 原発性肝癌・胆管癌・泌尿器癌・前立腺癌・前立腺癌の骨転移・骨転移を伴う前立腺癌・末期癌・ 睾丸癌・尿路性器癌・膀胱癌・卵巣癌・子宮体癌・乳癌・原発乳癌・再発乳癌・子宮頚癌・膣癌・甲状腺癌・リンパ腫・悪性リンパ腫・急性リンパ性白血病・白血病・β細胞白血病・造血器腫瘍・急性骨髄性白血病・成人T細胞白血病・悪性腫瘍・細胞癌・高カルシウム血症を伴う悪性腫瘍・奇形腫 神経芽腫・神経芽細胞腫・褐色細胞腫・ガストリノーマ・インスリノーマ・カルチノイド・外陰癌・皮膚癌・ATL・肉腫・悪性黒色腫。



グラフのX軸を年号にしました。


『Ina_ProstateArt』 の添付ファイル にあります。


2010年12月9日木曜日

『全ての癌 腫瘍 マーカー・管理シートの修正』(お知らせ)


公開しました『癌・腫瘍マーカー管理シート』のカレンダーとEVENT記入欄の書式に不具合がありました。お詫び申し上げます。
修正版は同じ場所に登録してあります。
尚、EVENT記入頁は全て保護を解除して自由に書式を変更できます。PASSWORDはありません。

癌・腫瘍の説明機能を追加しました。(下図)

2010年12月7日火曜日

全ての癌 腫瘍 マーカー・管理シート公開します。


全ての癌や病気に対応したEVENT管理の記録とグラフです。ガンマーカーは、下の種類に対応しています。
ACT・AFP・ALP・BCA225・BFP・CA15-3・CA19-9・CA50・CA72-4・CA125・CA130・CA602・CEA
・DUPAN-2・HCG-β・IAP・ICDH・KMO-1・αMarogloblin・NCC-ST-439・NSE・PAP・PIPC・PVKA-Ⅱ
・PSA・PTHrP・SCC・sICAM-1・SLX・γ-Sm・SP1・SOD・Span-1・STN・TK活性・TPA・YH-206・
エラスターゼ1・サイトケラチン19フラグメント・サイロブロブリン・シフラ21-1などのガンマーカーです。記録は約10年分。グラフは10年1括と各年、2軸型です。概要は下を参照してください。

INA_PROSTATEART     の参考文献、資料の添付ファイル にあります。



2010年11月30日火曜日

K大のHなアンケート(勃起力改善 治療開始)

『INAさーん』外待合で診察室から出てきた看護師さんからバインダーを渡された。


『これ、診察までに書いて奥(処置室)まで持ってきてくれる?』

奥に戻る看護師さんを目で見送ってバインダーに視線を戻す途中の視野に、受付カウンターにいる女の子がフエードイン。僕に微笑でるのが解って、軽く会釈を返したが・・・、。

バインダーに綴じられたそのペーパはザット10数枚のアンケート用紙で、中身が驚く程に濃い!

バラバラとめくって内容が判ると慌てて受付に視線を返したが、受付の子は下を向いてなにやら調べ物の様子。別に照れる事もないのだが、微妙に安心してアンケートをめくり返した。

内容の一部を紹介すれば、

[貴方は一度のセックスにどれほど時間をかけますか?当てはまると思うところに丸印をしてください]  30分以下から最大2時間以上まで30分毎に選択肢としてあります。適応する箇所に丸印をつけるわけです。

[セックスパートナーはいますか 何人いますか]などが箇条書されていて、最後には[勃起に自信がありますか?]などと質問してきます。

極めつけは、[一度のセックスで何回射精しますか?]

思わず、待合にいる診察待ちの人達を見渡しましたが、[俺たち関係ねぇ~!]て涼しい人達ばかりで、かなり安心できました。年代も相当高いし、ギラギラした人はいません。

記入し終えて受付の子に『なぁ~これ知ってる?』『あ~、内容濃いそうですねェ~(笑い)』『そうやろ~!』

(こう言う事を日記に書き下すのも、ヒンシュクをかいそうでどうかと思うが再三に有る事でも無いので、摂り合えず継けて書きます。)

僕の場合2度もアンケートがありました。理由は不明です。これも問診でしょうか?、結論的にはレビトラ(バイアグラの改善されたセカンドソース)を処方して貰いました。

その後癌の再発騒動が勃発して、それどころではなくなり現在は薬による勃起治療は断念しています。副作用の無い自然的治癒では妄想とか視覚治療とかがありますが、なにかアブナそう。ホリスティクは微妙で一歩間違うと2度と戻れない深淵に落ち込みそうです。

2010年11月27日土曜日

手かざし スピリチュアルな女(ひと)


退院して幾日かの或る日、友人の紹介で凄い美人と会った。20代と思われるその女(ひと)が病を癒すと言う。簡単な自己紹介の後、早速癒して貰う事にした。友人が前もって僕の病状(インポ)を説明していた所為か、用心無く二人きりで事にオヨんだのである。


『では、お願いします』と早速ズボンを脱いで、パンツ1マイになったが、相手は怪訝な様相。『え!?』と僕。電波か電磁波かは知らぬがエネルギーを放出する手かざしならば出来るだけズボンなどのシエルターなど無いほうが好いに決まっていると、常識的に考えての行動だったが・・・『ズボンを穿いて下さい』と言う。???『あのぅ・・・聴いておられると思うんですけど、僕は前立腺癌で あのゥ~・・・インポを治したいですけど・・・』オロオロして、やっとこさ弁解がましく自分の行動の正当性を主張したが、『正座してください』と返事がきた。赤面して正座すると『ズボンを穿いて』『ハイ』と僕。慌てて転びそうになりながらズボンを穿いて正座し直しました。内心{なんや?なんや?この女?}『手を合掌してください』もうすっかり気圧されていていたのか洗脳されていたのか言う通りに合掌しました。

『そんな、キリスト教みたいでなく、掌(てのひら)をあわせて』と注文がつきました。
『僕は無宗教ですけど、お稲荷さん以外には、そんな事出来ません』と必死の形相で反論しましたが、『効果半減ですよ!』キツイな~!コイツ、コイツと思いながらも威圧感からか、これ以上逆らえなく、『主よ御赦しを・・・』と無言で唱えると、『目を瞑ってください』もう僕もすっかり従順で天国に召される想いで、目を閉じました。何か女性はブツブツいいながら頭を祓っている様な気配を感じました。暫くすると、『頭をお下げください』と言葉は丁寧だが、高圧的な物言いで強要しました。当然僕は従順です。{インポ治るかも・・・}
当然お持ち帰る事も出来ずお送りして帰りました。
あれから幾月か経ていますが、インポのままです。 

2010年11月8日月曜日

BLUE CLOVER CAMPAIGN



ここに動画もあります。前立腺癌早期発見のキャンペーン(ASAHI)です。

2010年11月4日木曜日

追悼 死の向こうに

D2の癌トモが逝かれました。癌トモと言うのは僕が勝手にそう想っているだけで、D2の方は僕の存在はご存知ないと思います。D2の方のサイトは幾度か訪れていましたので、大変残念な思いです。ご家族の皆様にはお辛い出来事とお察し申し上げます。謹んでご冥福をお祈り申し上げます。

癌と判明した時から、ご本人も、ご家族も覚悟はあったことと思いますが、また生を受けた以上の約束事とは謂え、別れは極く辛く酷なもので推して余りあるものがあります。

ご一緒にサイトの運営をされておられた奥様ともども前立腺癌の後輩たちに道標を切り開かれた業績には僕ら前立腺癌患者からはテクストになり、感謝の念に絶えません。

肉体は朽ちてもサイトで語られた思いは永遠に語られるでしょう。死する事無く残るでしょう。
立花タカシさんも死の世界を語っておられましたが、死の向こう側の世界をもD2さんには是非ブログで紹介して欲しいものです。
謹んでご冥福を・・・・・お祈りいたします。

2010年10月27日水曜日

半減期管理追加『CEA・デマンド管理シートVer.5』


『CEA・デマンド管理シートVer.5』(NEW)半減期管理追加 をリリースしました。
バグや不具合があれば知らせてください。


CEAの半減期を自動グラフします。転移予測ができます。
カスタマイズなCEAdemand管理シートです。癌の増殖速度、治療後のCEA降下速度が分かります。Excelシートで自動的にグラフ作成します。ダウンロードは下PROSTATE_ARTの参考文献、資料からダウンロードしてください。
自動目盛(フルスケーリング機能)、0(ゼロ)や空欄入力OK。カスタマイズ可能です。将来の予後や転移を予測。半減期が分かります。 指標半減期はデホルトで4日、5日、7日ですが、任意に設定できます。グラフのコピーや貼り付けはシート保護を解除すれば可能です。CEA系の癌管理に!自分の癌をシッカリみましょう!


『PROSTATE_ART』

2010年10月20日水曜日

がんマーカー「CA19-9」と「CEA」の2軸型グラフシート公開します。



消化器系(胃、大腸、結腸 直腸など)のがん管理、乳腺、胆道にもご使用ください。がんマーカー、CA19-9とCEAの2軸型グラフ管理シートです。数値入力だけでグラフができます。対数グラフとノーマルグラフ各10年分です。






『Prostate_Art』
の参考文献、資料にあります。

2010年10月15日金曜日

CEA、PSA,腫瘍マーカ 管理グラフ・シートの更新(お知らせ)  



『EXcel_CEAデマンド管理Ver2.1』  14日にUPしました。
『EXcel_CEA推移』Ver3.1に更新しました。ゼロの値や空白セルに自動対応しています。
『EXcel_PSA推移』Ver3.1に更新しました。ゼロの値や空白セルに自動対応しています。
少しビジュアルなグラフです。
がん・マーカの管理にお使いください。
CEAは癌の増殖速度だけでなく、半減期とかのパラメータもありますので、『CEAデマンド』は機能追加を考えています。

参考文献、資料の添付にあります。
『INA_ProstateArt』

2010年10月14日木曜日

『CEA オンデマンド管理シートVer.2.1』リリース



カスタマイズなCEAdemand管理シートです。Excelシートで自動的にグラフ作成します。ダウンロードは下添付ファイル。肺癌、大腸がん、子宮がん、等の癌予測に!!


自動目盛(フルスケーリング機能)、0や空欄入力OK。カスタマイズ可能です。将来の予後や転移を予測。


下の参考文献、資料に添付してあります。
『Prostate_Art』

お知らせ 『PSAデマンド』管理シートVer.2のバグ修正

『PSAデマンド』管理シートVer.2の予想曲線作成方法にバグが発覚しました。
Ver2.1で修正しました。申し訳ありませんが、再度ダウンロードしなおしてください。

2010年10月12日火曜日

『PSAデマンド』管理シートVer.2



PSAdemand管理シートを公開します。PSA変動予測、転移予測、癌細胞増加速度、癌タイプ判別。
PSAの取り越し苦労はやめましょう。カスタム化OK。空欄、0(ゼロ)入力自動処理。グラフイカルです。

『Prostate_Art』
参考文献、資料に添付ファイルとしてあります。
バグや不具合等ありましたら、お知らせください。

2010年10月9日土曜日

PSA、CEA EXCELシートで空白セル(SEL)の対処

PSA CEA 管理シートで採血の無い月は空白で無く「#n/aを入力して下さい。
経稜線が途絶える 事無く連続してグラフ化されます。

事後説明となりましたが、宜しくお願いします。その他ありましたら、ご連絡ください。
出来る限り対応いたします。                                    

2010年10月6日水曜日

『PSA管理シートVer.3』 『CEA管理シートVer.3』グラフ・アプリをリリース


『PSA管理シートVer.3』
自動スケーリング(PSA目盛)とノーマルグラフ10年分追加しました。その他バグ修正。
自由にカスタマイズできます。対数グラフ&ノーマルグラフ各10年分と一括10年グラフ。
グラフが自動的にできます。EXCELシートです。

『CEA管理シートVer.3』
肺癌、大腸、子宮、卵巣、その他癌。もマーカー管理に!!
仕様はPSAグラフと同じです。デザインその他カスタマイズは自由に可能です。

『ProstateArt』 参考文献から

2010年10月2日土曜日

編集可能なPSA管理シート(グラフ自動作成支援機能)


フォーマット(ソフト)が編集可能なPSAグラフ自動作成Excelアプリ(ExcelシートVer.2)を公開します。
10年分の管理ができます。PSA数値を記入するだけで、自動的に10年分全ての推移と1年毎のPSAグラフが出来ます。フォーマットの変更はEXCELのメニュー「Tool」の「保護」から解除で可能です。アプリ変更のためのパスワードはありません。
ダウンロードは下のリンク『Prostate Art』の参考文献にあります。 
(FREE SOFTです。)

『PSA管理シート』

2010年9月22日水曜日

癌は本当に死病なのか?ガンでも死なない!!

本当の癌は1mmからでも転移する。大半のガンはラテンドやガンもどき。この見分け方。
癌の増殖速度でガン悪性度がわかる。ガンと言われても慌て無い。自分のガンの正体を観察して治療を決めよう!!
全ての癌に言えます。
「分裂回数と癌の大きさ」「分裂回数と癌細胞数」「自己の癌の分裂回数日数の見方」

PDFファイルです。

『癌は死病なのか』

2010年9月15日水曜日

INAのPSAはデマンド予測どおりの値が出ていました。


本日の通院でPSA検査結果は、0.303の数値です。
前回グラフから想定された値どおりの数値で、摂り合えず今回は骨転移は避けられた様です。

PDF ファイルです。


『INAのPSAを分析』

2010年9月14日火曜日

『PSAデマンドで転移を予測』

200912月に日泌会は『前立腺がん検診ガイドライン2010年増補版』を公表し、PSA検診を推奨しましたが、第三者機関研究班はPSA検診のエビデンスレベルと推奨グレイドを何れも最低レベル【1-】、【I】に評価しました。世界的にも略同様の評価です。
以上の前提を踏まえてお読みください。(2011/3追記)

初期PSA推移。もしくは治療後の初期PSAの推移から転移、もしくは将来の転移を予測します。
あわせて、日泌学会のレポートを実例から実証します。無転移、骨転移、血流転移、リンパ転移、全身転移、脳転移などの実例を簡単分析しています。

PDFファイルです。

『PSAデマンドで転移を予測』

2010年9月9日木曜日

お詫び 

9月5日『PSAでここまで解る』に記載されたグラフデータで癌細胞(標準PSA予想の120日分裂)は90日のタイプミス(間違い)でした。本日訂正いたしました。お詫び申し上げます。ゴメンナサイ。

2010年9月5日日曜日

PSAでここまで解かる

200912月に日泌会は『前立腺がん検診ガイドライン2010年増補版』を公表し、PSA検診を推奨しましたが、第三者機関研究班はPSA検診のエビデンスレベルと推奨グレイドを何れも最低レベル【1-】、【I】に評価しました。世界的にも略同様の評価です。
以上の前提を踏まえてお読みください。(2011/3追記)

PSAオンデマンドでPSA予想特性曲線が前立腺癌の再発確定のエビデンスとなりえる事を示唆したが、今回は再発後の予想を考察してみた。


前立腺癌手術などの一次処置の後で発生するPSAの監視では、再発に怯えた前立腺癌患者の多くがPSAによる癌病態の判断に悩んでいる。この私もそのうちの一人であるが、超低危険度の場合のPSA推移と高危険度のPSAの推移などをグラフ比較して検討してみようと思う。


検討するのは患者特異の標準的な再発時の予想PSA上昇曲線と、測定されたPSAの比較で癌の実態を推し計ろうとするものである。

併せて、再発時の治療タイミングやPSADT、PSAV、それに肝心のがん細胞の壊死具合や癌細胞の活性度など予後が考察出来ればなお幸いである。

PFDファイルです。

『PSAでここまで解る』



2010年8月27日金曜日

前立腺癌のPSAを回帰分析(実例)

200912月に日泌会は『前立腺がん検診ガイドライン2010年増補版』を公表し、PSA検診を推奨しましたが、政府所管の研究班はPSA検診のエビデンスレベルと推奨グレイドを何れも最低レベル【1-】、【I】に評価しました。世界的にも略同様の評価です。
以上の前提を踏まえてお読みください。(2011/3追記)




デマンドグラフからPSADT PSAVを計って予後を知る。

日泌会・厚生科学研究班編/医療・GL(06年)/ガイドラインでは、前立腺癌再発、PSAについてのアウトラインを以下に述べています。


1)術後のPSAは癌の悪性度を反映している。
2)術後PSA 0.1以下=23ヶ月でPSA再発20%。
PSA 0.2以上=9ヶ月でPSA再発87%
3)PSA上昇を伴わない臨床的再発は2%(低分化癌には要注意)
4)PSA再発から転移まで8年 PSA4でも63%は転移なし。
5)PSADTが3ヶ月未満なら死亡因子
6)予後はPSAと悪性度の2つの因子で決定する。
7)GS8以下 術後2年以上でPSA再発した場合、もしくはPSADT10
ヶ月以上のケースでは他転移し難い。
8)PSA値は癌の大きさに顕著で、GS,皮膜外浸潤、精嚢浸潤、リンパ節転移、など  
臨床的意義を有し、病理組織学的状況を予測している。

以上を踏まえて患者が出来る再発予測をしてみました。

『PSA回帰分析』

2010年8月24日火曜日

PSA(PSADT,PSAV)で知ろう癌の正体と予後

200912月に日泌会は『前立腺がん検診ガイドライン2010年増補版』を公表し、PSA検診を推奨しましたが、第三者機関研究班はPSA検診のエビデンスレベルと推奨グレイドを何れも最低レベル【1-】、【I】に評価しました。世界的にも略同様の評価です。
以上の前提を踏まえてお読みください。(2011/3追記)

PSAよりもPSAVの信頼性が高いようです。近似計算式を具体的サンプルで紹介します。

GS別、病期別の再発率と余命。治療別の再発率と余命。再発時のPSAVー死亡率。再発時 PSADT、PSAV挙動ー余命。 も載せました。

再発に如何に向き合うか!!     勝負しています。
PDFファイルです。

『予後を観る』

2010年8月18日水曜日

前立腺癌PSAで知ろう過去と未来(PSAオン・デマンド)

200912月に日泌会は『前立腺がん検診ガイドライン2010年増補版』を公表し、PSA検診を推奨しましたが、第三者機関研究班はPSA検診のエビデンスレベルと推奨グレイドを何れも最低レベル【1-】、【I】に評価しました。世界的にも略同様の評価です。
以上の前提を踏まえてお読みください。(2011/3追記)

僕はPSA再発と言われました。で、PSAのトレンドから推測しました。未来と過去を。
再発の動向や時期、及び過去の病態も推測します。


僕的には好い結果と思いましたので、公開します。

占い程度にはOKかな~と思います。まーぁ八卦(ハッケ)みたいなもんです。でも、真面目に考えましたので、見てください。公開されてはいましたが、データをお借りしました前立腺癌の方にはお礼を申し上げます。PDFファイルです。

前立腺癌PSAオン・デマンド

2010年8月3日火曜日

前立腺癌再発はPSA(前立腺特異的抗原)が0.4~0.6で治療最適とか


PSAは前立腺から生成内分泌する糖蛋白で、役割は精液をサラサラにして受精を容易にするためのオタスケ・マンです。従って癌抗原では有りませんが、マウスなどに移植してやりますと、液性免疫(B細胞)が抗体を作ります。特異的(前立腺だけに特定)抗原(免疫学的に言うならばウイルスや非自己的細胞のクラスI分子)で、前立腺が正常細胞なら導管から精液内に誘導され、体液や末梢血内に浸潤することは有りません。前立腺に癌細胞や疾患がある場合は導管(ダクト)が正常に機能しなくなって、体液、粘膜、上皮質からPSAが血管に浸潤して血液中に混入します。
PSAの測定原理は先程簡単に説明しました一種の免疫反応の検査で判定します。

前立腺、精巣とも全摘した場合は基本的にPSAはゼロです。然しながら、PSAは生成されています。従って完全にはゼロとはならないようです。なぜか明らかにされていません。

では、前立腺癌が転移した場合はどうでしょうか?前立腺が全摘されている場合はPSAは基本的に生成されない筈ですから、転移で癌が大きくなってもPSAはゼロの筈です。悩みます。PSAをホルモン(内分泌)で0.0以下に抑えても転移癌が急速に進行したケースもあります。あっ!と、言う間での進行であったと記録されています。

これらの原因や理由は解説されていませんが、転移した癌細胞そのものは前立腺細胞由来で例え肺に転移してもがん細胞はPSAを生成していると考えられます。PSAを生成しない低分化(悪性)癌細胞ではPSAが生成されませんから、PSAだけで癌の判断は禁物です。逆に言えばPSAが血中に出現する癌は、充分に共存もしくは完治出来る癌細胞と考えていいかも知れません。希望を持ちましょう。

私は以上の様に考えます。
何もかもノーテンキに考えましょう。結果は一緒ですから。

2010年7月30日金曜日

とどきますように♪♪



去年BURTONのロッカーを入手している。ツインチップ。試すことなく入院。一寸前後に安定感が無い分フエキーとかプレスは楽であるかも・・・。だいぶ以前にでた、サロモンのスノーブレイドの感覚に似ているかも知れない。クルクルと回れるみたいだけど、カービングぽい滑りには向かない様だ。後、何年ゲレンデに行けるだろう?カナダのウイスラーやブラッコムにも行った。チエアー(リフト)から観たゲレンデは日本とはゼンゼン違う。マジびびった。キッズハウスとかもあって、設備が兎も角良いし、コースも断然長い。後、何年ゲレンデに行けるだろう?

暫く病院は無視する予定でいたけど、主治医から電話があって、そうもいかないようだ。
行けば、何言われるやら・・・。

僕は笑って生きていたい。 終わるまで・・・・   とどくかな?この想い。

2010年7月27日火曜日

BAD・COMMUNICATION



4月5日のPSAは0.247で随分高い。外来でその疑問を尋ねると『これからぐんぐん落ちてゆくでしょう』と回答を貰ったが・・・落ちるどころか上がっている。5月19日で0.321.直近の7月16日採血では0.384とあがりぱなしである。なんでやろ~?と知り合いの医者に電話で話しても、答えは僕と変わらない。『何でやろ~?』ただ、『前立腺癌とは限らん』と、少し頼りない声でボソとつぶやく。『全摘でかえったんやろ?』とまたボソと尋ねてくる。本人も一生懸命考えているみたいだが、どうも、明快な答えは出ない様だ。『血流やから普通は骨に転移して、リンパは考え難い』そしたら腎臓か?と僕。それに対しての返事は無く、『ま~行って(病院)聞いてきたら?』と、あんまりアテに出来ない。ただ、がん細胞の分裂は早いので20日で倍に増えるらしい。えェ~!!と絶句の僕。進行性癌のケースで実際に患者でいたそうである。僕は100日が標準と認識していたので、一寸怖い。
細胞分裂抑制よりも細胞分裂促進タンパクが活性化する、バランスの狂いから来るのだろう。
血液の供給を停止させるとがん細胞はネクローシス(壊死)するらしい。要するに癌患部に血液が行かない様にすれば、がん細胞は全滅する筈である。当たり前か・・・
正直もう癌の事はすっかり忘れて遊び呆けたい。のだが・・・。
今シーズンは須磨海岸に一度行っただけである。駅前のデンマークに来た人たちであろうか、バンド関係の人達かと思われるハデなグループがいて、大きいスピーカ持参で浜辺にロックを流しだした。輪になって幾人かが踊りだす。観ていた僕も久々の開放感。明日からまた病気のお付き合い。

2010年7月16日金曜日

3月4日 『いつか、またここで!!』 病は僕が好きみたい




去年の12月も末ゲレンデから車に戻る途中、左足の薬指丘あたりにむず痒さを感じ、霜ヤケかも?と想像していたのですが、その後症状も無くバタバタと入院し、バタバタと手術も終わったのですが・・・、退院間近で突然左足の母子丘辺りに痛みを感じ、歩く姿もバタバタと跳ねるに至って、看護師さんが先生を呼びました。来られたのは獣医の先生では無く、泌尿器科のK先生で一寸安心したのですが、左足を診て間違い無く通風だと言います。この当時未だ私には糖尿病と通風の分別が無く、『足腐らないんスか?』等とアホな質問をしました。余程アホと思われたのかその返事は無く『薬だしますから』と言うなり医局に帰られました。診断の結果は通風と言われ、形成外科に廻されました。尿酸値のトレンドをNNさん(看護師)から貰いましたが正常でした。処方されたのがコルヒチンなる薬です。足が痛いので飲みましたが、この薬、ヤバそうなので2~3回で止めました。

話は飛びますが、退院後に目の異常を感じ眼科で検査を受けましたが、緑内障と葡萄幕炎の診断です。及びフランスの大統領みたいな名前のサルコイドーシスなる病名の疑いで、呼吸器科でPET_CTです。その結果肺門と腹部リンパに膨張がみられ、入院検査と言われています。
癌もPSA再発と言われました。もう、病の天下盛です。退院の時別れの言葉でNN看護師さんに格好よく『いつか、また此処で!!』と言いましたが、本当になりそうです。

2010年7月3日土曜日

3月1日 術後説明会 NED( No Evidence of Disease )

2月16日にRRP(根治手術)をして、本日最終病理診断報告書をW助教から貰った。詳しくは『桃色吐息』を見て下さい。場所は同病棟にある会議室、途中からM医師も駆け付けて同席してくれた。W助教は来月からS県立病院にM医師は同じK市にある国立病院に夫々赴かれる。W助教は少々ミーハーな言い方をすれば、坂本教授(ミュージシャン)にそっくりな風貌で、ピアノの前にいても結構似合いそうだし、M医師と言えば細身の長身でアイドルと言っても無理の無いカッコウの良さである。

そこで手渡されたのが、以下にあるペーパで『最終病理確定診断書』であった。
表記タイトルのNEDは私のカルテに記載してあったのを頂戴した。

根治的恥骨後式前立腺摘除術 

管状腺房を伴った腺癌で病理学的(Pathlogical)にはT3aN0MXの病期である
腫瘍サイズは最大2.6Cmグリーソンスコアーは4(60%)+3(40%)=7
血管 リンパとも浸潤はありません
断片先端後部に1mm以下の露出あり
要約 左右のペリフェラルゾーンを検査
cap+(皮膜外浸潤あり) EW-(切除断端の癌浸潤無し)ly-(リンパ管浸潤無し)
v- (血管浸潤無し)PN+(神経線維周囲浸潤あり) sv-(精嚢浸潤無し)
ur-(尿道粘膜浸潤無し)
前立腺癌の多病巣性高悪性度前駆病変があります(PIN
前立腺肥大(BPH
リンパ節切断部には転移がありません

T3aN0MX 遠隔転移について(MX)、(Mは遠隔移転 Xは未知で断定不可能)
リンパ管断端に癌細胞は無い ly-(リンパ管浸潤無し)とありますが、MXなのであります。
普通顕微鏡なら小文字のnやmですよね?
ここの病理はマサカ虫メガネで視ているのでは無いですよね~?
術前の骨シンチやCT、X線での結果も在癌していなかったのですが・・・・

直近のPSA値は、0.34あります(5月25日)。0.2以上で再発らしいですから頭はホワイトアウトでボー然!!としています。ウオリーを探せでは無いですが、癌は何処かにいるんでしょうか?
と言う訳で、他にも理由が有るのですが、PETーCTをうける事にしました。X線では肺門のリンパが少しだけ腫れている様です。
前立腺癌の場合は血流からの移転を一番に疑いますから、肺転移は99%無いでしょう。

2010年7月1日木曜日

安保闘争 困った福田さん 魔法の医学(体液病理説)

私は何もかもが還元論だけで医療が解決できるとは思っておりません。只、時の流れの中で、やがて医学も量子工学等を必要とした原子論が顔を覗かせて来る気がします。今はまだ分子レベルでの解明ですが・・・X線などは既に欠かせないメディカルツールとして存在します。その流れとは逆流するのが

全文はVOICEに移行しました。スミマセン
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2010年6月30日水曜日

安保闘争 困った福田さん(狂々曲 第Ⅳ楽章 メルヘン)

『未来免疫学』と言う御伽噺(YOTABANASI)があるらしい。僕は馬鹿らしくて拝読していませんが、WIKIに有りました。2013クラスのメルヘンです。以下引用です。太文字だけでも読んで下さい。


全文はVOICEに移行しました 

2010年6月29日火曜日

安保闘争 困った福田さん(悲愴 第Ⅲ楽章 不協和音)

『お鶴!お父ッアンの岩(癌)はもう~イケねぇ~!今朝も安保庵先生が南蛮渡来の秘治療を教えてくださったんだが・・・、何でも江戸表にある福田屋養生所の2階が、特別秘養生部屋になっているてぇ話だが、その2階部分が、どうにもこうにも高くて(料金)いけねぇや! 
全文はVOICEに移行しました。 スミマセン

2010年6月26日土曜日

2月28日 癌末期の人(最後の守り)

『嫌や!!    会いたく無い。』洩れ聴こえてくる拒絶の叫びである。『無理にでは無いんですよ。・・・』
看護師さんと患者さんの会話だが、大凡の察しはつく。事前に数名の医師が訪れていて、この患者に告げるには『これが効かんようになったら、次は麻薬やで・・・』。引き揚げた医師と入れ替わりにこの看護師さんが来て、患者さんに何か説明をしだしたのである。が、患者は頑なに拒否を示し、後は無言の抵抗と言う訳である。実はK市には3ヶ所の終末期医療施設(ホスピス)があり、ここK大病院は地域医療連絡NETで連携しているらしい。これらのホスピスの職員とこの患者との面談を看護師さんがセッティングしだしたのであるが、冒頭の如く拒否の姿勢を示したのであります。
この患者さんK大と同じ都市にある私立病院で治療していたのであるが、どうも前立腺癌の発見が遅れた様で、既に骨にも癌は来ていたのである。紹介されたK大にての診察結果は、推定される余命は半年と言う過酷な宣託で 、どうも本人はここを最後の場所と決め込んだ様である。本人と直接話す機会も幾度かあったが、その中で強く印象に残ったのは〈生きる意志〉であった。ホスピス拒否の理由は2つ。本人曰く、ここK大に見捨てられるのが寂しいから。他病院ではK大程先進的な機械が揃っていないから。であるらしい。病院で準備された食事も献立に拠っては食べない。自炊である。ある日、僕に一冊の写真本を見せてくれた。タイトルは『癌のための食事』とかであった様に記憶している。生きる強い意志である。なので、当然看護師さんと食事で揉める。人間同士だから感情も露骨にでる。一瞬部屋の雰囲気は沈んだ重い緊張感で張り詰める。
僕は先に退院したので、彼の消息は知らない。看護師さんはご存知だろう。だが、看護師さんは知らないだろうけれども、僕は知っているのである。彼が夜中、静かに泣いていたのを・・・


記録『桃色吐息』

2010年6月25日金曜日

安保闘争 困った福田さんⅡ(狡猾な癌)

僕は前立腺癌で、PSAが13(普通は4以下)も有りました。ハッキリした癌のアピールです。で、免疫系で言いますとWBC(白血球)数は9000ケ位で優秀です。リンパ球数も3000位はあったと思います。申し分の無い数値で、難しい話になるがサイトカイン(インターロイキン)、とかの免疫制御機能、ホルモン分泌も正常だったと思う。でも、癌なんである。機械(PSA測定器)が分かって、60万年(?)培って育んだ神秘作品である人体が(自然淘汰に勝ち抜き、進化してきた)機械に及ばないのである。その機械は、実は、人間の脳が作ったと考える時、実に多くの疑問(?)を孕み私を悩ませているのであります。

全文は下に移動しました。
VOICE

2010年6月22日火曜日

安保闘争 困った福田さん (追放された情報もあるのですが・・・)

日米安全保障条約のお話では有りません。弱者(患者)がお金に見えるお話です。
最初に申し上げておきますが、私は決してホリスティク医療反対の立場の者ではありません。寧ろ、非常に大切と、心から願う一人です。だからこそ、弱者に巣食って餌食にする悪しき人を糾弾一掃して、安心した掛け値の無いロジックのある医療を受ける権利を主張するのです。本来その業界団体や学会、最終的には監督官庁のお仕事なのですが・・・業界の仕組みそのものが利害絡みで不備の塊みたいなものですから、真実が伝わって来る筈が有りません。表題の件ですが、もし事実なら『よくやった』と言うのが私の印象です。

雑誌やチラシNETでは代替医療の広告で満ち溢れています。それも世界に先駆け先進医療を誇るこの日本でです。この傾向は日本だけでは無いようで、概ね先進国では似たり寄ったりであるらしい。それにしても、何故見るからに怪しげな健康食品や民間療法がここまで流行るのであろうか?現代の唯物医学に何かしらの不信感があるに違いありません。試しに最近話題のホメオパシー(癌も消えるらしい)の取扱店を覗くと、アロマテラピー、ハーブ、サプリメント、フラワーレメディとかが豊富に並べられ、これらの商品の品定めをしていたのは全員女性であったのには驚いた。が、店の雰囲気はデパートの化粧品売り場と同じで、居酒屋の様に〈店長お勧めの一品〉なる貼紙も有りません。 どうも男性には近寄りがたいし、ベンダーも男性客はハナカラ相手にしていないようだ。これらはまだカワイイ方で、問題はもっと深刻な癌に纏わるイカガワシイ許し難いお話です。

〈免疫力で癌を治そう〉〈免疫力で癌が消えた〉〈癌は食事で消える〉〈始めてみよう免疫療法〉などと医学書もどき(著者も医師)で、何れも、ほんまかいな~?と思うので有ります。この免疫については今まで何度も機会ある度に書いてきましたが、もう一度簡単に言います。

少々強引に言いますと、登場人物は4人で、そのキャスティングは、善人の名札をぶら提げたAさん。悪人の名札をぶら提げたBさん。死刑執行人のCさん。裁判官のDさん。 
1)正常な免疫の機能では 悪人Bさんを裁判官Dさんが執行人Cさんに死刑を命令します。
2)もし、悪人Bさんが善人の名札をぶら提げた場合や、裁判官Dさんが悪人の名札を目の患いで読めなかったり、執行人が不在だったりの場合は、病気(癌も含めて)になります。
3)逆に、善人Aさんが悪人の名札をぶら提げた場合、裁判官か執行人が狂った場合などは、自己免疫疾患の様に自分の身体を溶かし始めます。アレルギーなどですね。
基本的には以上です。

ここで、問題にしたいのは、揃って書物に書かれた、一般論で言う『免疫力』と言う言葉です。
これは、あくまでも私の私見ですが、まともであればあるほど、この『免疫力』を説明出来る医師も免疫学者もいません。何故なら、残念ながら未だにその機序は完全に解明出来ていないのです。胸腺の機能が解明されたのもつい最近で、Tサップレッサー細胞の存在も故多田富雄さんの論文を待たねばなりませんでした。ウイルスや特異的な例は除外可能(?)とできるかも知れませんが・・・ここにある文献があります。敢えて著作者不明なWIKI、癌ウイルスから選びました。下記は、その一節です。赤字に注目して下さい。

宿主の生体内において癌細胞が存在すれば、その癌細胞は細胞表面に自然と癌抗原ペプチドを発現しており、そのペプチドに対する特異的なCTLも自然に誘導されている。しかし、そのCTLの数と力(免疫力)が十分でないために癌は増殖し、結果的に宿主に致命傷を与える。癌自体にもCTLの攻撃をかわす様々な機構(免疫逃避機構)がある。そこで、癌抗原ペプチドを人為的に投与し、特異的なCTLを強力に誘導することで癌を治療するのが、癌ワクチン療法である。つまり、癌抗原ペプチドを癌ワクチンとして宿主に投与することで、癌抗原ペプチドに特異的なCTLを大量に誘導し、そのCTLが癌を治療または予防するわけである。殺し屋も相手を選ばずやたらめったらに殺しまくるわけではない。殺し屋はターゲットの情報を十分に与えられなければ仕事をしない。この情報となるのが癌ワクチンといえるかもしれない。

恐らく、これを記載した人物も『免疫力』が一体何を指す言葉であるか、意味不明の訳の解らないまま書き込んだか、若しくは、インチキであろう。この様に真実の中に重大な嘘が紛れ込み、弱者を迷路へと誘(いざな)うのである。

下サイトにも転載してあります。
VOICE

2010年6月17日木曜日

エリカ様はクリスチャン? (錬金術師 のホメオパシー)

AD41年の頃であろうか、南仏はプロバンス地方サント・マリー・ド・ラ・メールに2人の男女が降り立った。世はヘロデの時世である。恋の逃避行なる駆け落ちでは無い。主キリストの十字架で命カラガラ、当時の流刑地であった南仏に逃れたのである。これは史実として今でも語り継がれている。(キリストになり損ねた聖徳太子 参照)女の名はマグダラのマリア。マリアはやがてイシス(エジプト神)信仰であったアルル地方で女神となり、カトリックの礎となったが(マドレーヌ)、問題は男の方である。名はシモン・マグス。

全文はここ(VOICE)に移動しました。

2010年6月15日火曜日

何でもアリの医療の世界(ホメオパシー)

一昔前になるが、友人の奥さんが癌治療にご自身の尿を飲んでいらして、友人もご相伴に与っていたらしい。この友人、レッキトシタ高分子の専門家で開発研究員である。で、薬は専ら患者専用と言っており、どうも商品には手を付けない主義らしい。


全文はここ(VOICE)に移動しました

2010年6月12日土曜日

胎児と癌の違い (2010:8:9更新)


癌と胎児の違いです。癌タイジのお話ではありません。
結論から先に言いますと、身体の自己から見れば兄弟の様なもので大差は在りません。
胎児は半分他人で大きい移植片ですが、自覚症状としての緩やかな拒絶反応(つわり)がある分癌より良心的と言えるでしょう。癌の発育に自覚症状も伴わず、免疫に排除され無い理由としては、胎児が母親の免疫システムからの攻撃を受けないようにする仕組みと同じです。つまり胎児は自分の標識HLA(人白血球抗原:一致するのは一卵性双生児ぐらい)を胎盤が隠して母親の免疫システムから胎児の身を守るのです。
HLAの無い細胞は自然免疫に攻撃されますから、自然免疫にたいしては胎児由来に発現するHLA-G(抗体)と言う免疫抑制を胎盤が生成して母親の自然免疫から退治を守ります。(a)


で、癌はと言いますと、まだ免疫が完成されていない胎児の時から腸粘膜などに幾つかの癌抗原を作り、すでに自己としていたのですから、癌に対する免疫の機能は働きません。胎児性癌抗原と呼ばれるものが此れです。食道ガン、胃ガン、結腸ガン、直腸ガン、膵ガン、胆道ガン、肝細胞ガン、肺ガン、子宮ガン、卵巣ガン、尿経路ガン、肉腫、白血病などは免疫を期待する事は出来ません。元々、胎児の頃から自己としていた訳ですから。見境の無い凶暴な自然免疫(NKキラー)からでさえ逃走する訳ですから、もう、とても手に負えません。

免疫だけではありません。胎児が作る新生血管も、癌が転移していく為に癌が作る新生血管(癌細胞が血流に乗って転移する為に癌は新しい血管を作り末梢血管等に接続します)も同じ因子(VEGF)が関与します。リンパ管もやはり同じです。胎児と癌は同じ様に成長してゆきます。


外科手術こそが最大の免疫療法であると故多田富雄氏は述べましたが、その文脈の流れのなかで 「 発癌させた免疫正常ネズミ(野生型)から取り出されたガン細胞を培養し、できた細胞株を再度元に戻した(移植した)ら免疫が発動し癌が消えた。」と、言う。ウソの様な話ですが事実として報告されていて、これは自然発生したがんの細胞組織に免疫システムは機能しない(非力の)証拠の一つとされています。(故多田富雄氏:免疫の意味論)
この事は、受精卵から胚葉に自然卵割され上皮細胞様形成していく胎児にも、ガンと同様に、免疫は非力なのではないかと思います。


notes
(a):胎盤は胎児由来の細胞と母体(子宮粘膜)由来の細胞が相互に作用して形成されます。母体側の血球(母体血)は胎児側抹消血管に直接接続されていなく、胎児側由来の胎盤膜(栄養膜細胞)を介して胎児側血管から臍帯に運ばれます。この胎盤膜細胞表面抗原提示(MHC)がなく、或いはLHAーGを発現させ母体側免疫システムから胎児を免疫から防御します

2010年6月9日水曜日

ソフィーの選択 (幼いエヴァと兄のヤン)



前立腺癌(親父の病気)とは縁も脈絡(ゆかり)も無いお話ですが、『せんとくん』のお話の流れに沿って此処『ソフィーの選択』まで漂い流れてきました。底流にあるのは『人の愛と生命』です。
ウイリアム・スタイロンの小説『ソフィーの選択』は1947年。夏。男性2人と3人で同棲生活するダウンタウン・ブルックリンからの書き出しで始まりますが、お話は、その3年前の1944年。有名な『夜と霧』をこえての舞台ポーランドに移ります。実は、このソフィー、人生に於いて常に過酷な選択を迫られて決断と共に生きてきました。父と夫はナチスの誤解から処刑され母は病の病床に臥せ、彼女は子供2人と共々にアウシュビッツに移送される最中、人生の究極の選択と遭遇します。

アウシュビッに立錐したままで移送される列車の中での場面の1節です
『ソフィーは娘エヴァと息子ヤンを片時も離さないようにしていた。エヴァは皮のケース入りのフルートと「ミシ」と名づけた子グマのぬいぐるみをしっかり手に握っていた。「ミシ」は赤ん坊のころからずっとだいじにしていた宝もので、いまはもう片目と片耳がとれてなくなっていた。
外は土砂降りの雨だった。チーズのような嘔吐の悪臭、何より空気が足りない。幼いエヴァが空腹で泣きだしたが、ソフィーにはどうすることもできない。兄のヤンがなんとかなだめていた。
恐怖で気が狂ってしまった老婆がいる。十六歳ぐらいの女子修道会学校の生徒二人が・・・』

ドイツ軍の医者がソフィーに言います。『お前の子供2人の内どちらかを焼却炉に入れるから、差し出しなさい。どちらかはお前が選ぶんだ』

終戦後に収容所から開放されたソフィーにはニューヨーク・ブルックリンでも人生の選択が待ち構えていましたが・・・。お話のエピローグではソフィー自身も最後の選択をします。
私は駄目ですネ・・・ こう言うお話。最後まで書けません。ハイ、またまた涙です。

2010年6月6日日曜日

奇形児・障害児を愛せますか・・・?(病苦を抱えた多くの人々)




前にもこのブログで述べた記憶がありますが、僕の入院先はK大学病院で奇病難病の患者が全国から治療に訪れて来られています。未だ僕が産まれる以前はハンセン病(レプラ)が珍しく無く、K大は全国に先駆けてこの難病と取り組でいた事もあってか、多くの患者が入院していらした様です。丁度今の北病棟辺りである。今でも、良く茂った蔦で覆われた古い木造の建屋が残っていて、その当時を覗えます。私と同じ階の病棟に皮膚科が併設されていたので、ハンセン病(?)を抱えた人とは廊下やエレベータで良く出会ったりしていました。(感染は胸腺の障害を持った幼少時に多く、成人感染は滅多に無いらしい。)ハンセン病に限らず色々な障害を抱えた人々がこの病院を出入りする訳です。ロビーでもその様な症状の人々が出入りするのですが、中には露骨に避ける人もおられるんですね。ハンセン病にしても、何も好き好んで罹った訳ではありませんし、『存在の意味論』でも言いました様に、正に外観で差別を、疎外感をうけておられる訳です。人品人格等は外観に左右されません。ハンセン病の患者さんの心の奥底は知る由も有りませんが治癒を願って必死に治療をうけられているのです。それだけではありません。奇形を持って産まれてきた子供も多くいます。
1000人当たり6~7人程と言うことです。母親も子供も一緒に必死に『生きる』為に戦っています。
僕は今もう涙がとまりません。奇形の子供を持つ母親の気持ちや、戦う子供。この子供の生命は短く、哀れでなりません・・・・・。もう涙でこれ以上書けません。
最後に・・・、ある母親の投書の相談を見ました。紹介します。

『奇形児・障害児を愛せますか・・・?

妊娠6週目です。現時点で異常児がうまれる可能性があり、『ハイリスク妊娠』と診断されました』・・・・
奇形児・障害児を愛せますか・・・

追記 
ハンセン病は、世界保健機構によれば日本の新規罹患者数は0です。

2010年6月5日土曜日

せんとくん キメラ生命は忌避される存在である。

『奈良のせんと君は何故キメラでなければならないのか?』続きです。
当時東京大学医学部免疫学教室の多田富雄さんが、その著書のなかでキメラについてこう述べておられます。
『洋の東西を問わず、異種の動物が同一固体内に共存する事は、恐ろしい忌避すべき事である。キメラがペガサスに乗った勇士ペレロボンによって退治され、鵺(ヌエ)が頼政によって簀巻きにされ空(うつ)ほ舟で流されたように、生物の世界からは厳格に追放されなければならなかった。』(原文のままの一節)

奈良は宇多の八咫烏(金鵄勲章のデザイン)に案内された件(くだり)で神武東征軍は尻尾のある(つちぐも)一族と遭遇していますが、 彼等はキメラではありません。百歩譲っても神話が産んだ世界です。西洋では有名な人魚姫もあります。ですが、これらは、最初に言葉(物語)があり、宗教観、そして一番大事な事ですが『哲学』が伝わって来ますが、ただ徒にこの様な生き物を作る哲学や宗教観とは、どの様な見識なのか是非窺いたいものです。見識も倫理観も何も無いなら話は分かりますが・・・せんとくん!君のお父さんは誰で、お母さんは誰で、何をしにこの人間社会に来たのか(存在の意味)を皆に話して下さい。

2010年6月4日金曜日

立ち上がれない日本!(縮むか?胸腺!)

Tvを観て驚いた。『立ち上がれ日本』。このメンツである。格好が好いと言うにはかなり無理が来ているこの三人が立ち上がらせると言うのである。首筋にエレキバンを貼ってのご登場を観て、これを信じる国民は恐らく誰もいません。一番信じていないのは当のご三人です。老齢化して既に前立腺全摘状態で勃起不能の日本列島(ご三人では有りません)をエレキバン3人組が立ち上がらせると言うのです。かなり無理してコジツケた前書きでしたが、自律神経と胸腺のお話の続きです。

神経は大きく分けて2つあり、随意神経系(体性神経系)と不随意(自律神経系)であます。これが『二つの祖国』の由来であります。自律神経により支配される器官は心臓、肺、食道、胃、小腸、大腸、肝臓、胆嚢、および生殖器等ですが、近年では、自律神経系、内分泌系に免疫系を加えたカテゴリーで扱われることもあり、プラス・ワン神経免疫学、精神神経免疫学に広がりを見せています。
ウツにも免疫のメカニズムが明らかになるといいですネ。期待しましょう。
12月15日『血は本当に血迷うのか』で書きました様に、血は必要な所に迷わず行きますし、逆のモーメント(NFB:ネガティブ・フイードバック)が作用(半力学的?)して元の状態に戻す恒常性が働きます。全て自律神経系の働きです。

有名なる言葉『闘争か逃走か(fight or flight)』なる極限のパニックやストレスを抱えた時、血は頭に上り、戦いでの出血を最小限に留める為皮膚や内臓へは最小限の血液供給しか行なわれない事が判りました。では胸腺は如何なる挙動を示すのでしょうか。マウスによる実験が行われました。
その結果胸腺はストレスに極めて弱い事が証明されました。急速にマウスの胸腺は萎縮していたのです。別の実験では、24時間金網に閉じこめる(拘束ストレスという)だけで、胸腺は約半分の重量に減量し、免疫能は著しく低下します。胸腺は実にデリケートな臓器なのです。只、この胸腺は老化による退萎とは異なりストレスから開放されると元の大きさに復元すると言う事です。ストレスは老化の大きな原因です。老化を早めます。オス、メスの有意差は明らかで、メスが断然耐ストレス性を顕著にしています。人間社会でも同じでしょうネ・・・・多分。

2010年6月2日水曜日

寿命 誰が決めるのか

旧約聖書の創世記では、『女好きのお前たち子供を沢山産んで、ホンマ、アキレるわ。人間と一緒にいられへん』と神さん(精霊)。なので、人間の寿命は120年に決まったと言う事らしい。有名なノアの箱船の章にあります。要は只の肉だからそれで充分と言う訳であります。もっと遡れば男は土(アマダ)から、女(イシャー)は男の肋骨から出来ています。アダムとイブの語源です。
現代に至りまして細胞分裂の回数から寿命を計算しますと、神さんのお言葉通り120年を算出しております。但し、此の数値は生理生命の寿命で生態寿命はもっと短くなる訳ですが・・。

二つの祖国でも言いましたが、身体の自己(自分の意思とは無関係に作用している呼吸とか心臓ですが)、これは、二つの自律神経の指令で無自覚に作用しています。実はこの神経は胸腺と深い関係にある事が最近判って来ました。マタマタ胸腺(別名:胸仏と言うらしい)の登場であります。無理やり胸腺にクッツケ様とは思いませんが、私は、どうも此の胸腺なるものが生命の根幹を束ねる大変重要な機関では無いだろうかと思える様になりました。
人間の三位一体とは、頭脳、心臓、そしてこの胸腺ではないでしょうか?
やはり又マウスの実験ですが、胸腺と寿命のお話を続きでします。

夢の癌治療薬 寿命も100歳まで伸長(マウスでの実験)既に実用臨床も・・・(免疫抑制剤)

【7月9日 AFP】イースター島(Easter Island)の土壌で発見された化合物をネズミに服用させたところ、寿命が飛躍的に延び、人間なら100歳以上に相当する長生きとなったとする研究結果が、英科学誌「ネイチャー(Nature)」に発表された。Nature Vol.460 duly 2009で夢の様な話である。
同島のポリネシアン名「ラパ・ヌイ」に由来)」からラパマイシンと呼ばれ、英名シロリムス(Sirolimus)
米テキサス大などの研究チームは元々抗がん剤の延長上にある免疫抑制剤や長寿延命剤、癌抑制剤に効果があるとしている。2008年10月7日に米国食品医薬局より、腎機能低下のリスクを警告するラベルを訂正する許可が出されている。
一方日本では参天製薬株式会社(本社:大阪市)と、マキュサイト社(本社:米国カリフォルニア州)は、シロリムス製剤(開発コードDE-109)について、日本(アジアを含む)での全ての眼疾患を対象に開発および販売実施権に関する契約を締結した。
santen HP

2009年の研究では、ラパマイシンを与えられたマウスは与えられる前に比べて寿命が28-38%伸長し、最大寿命が全体で9-14%伸長した。同研究の注意書きによると、実験は生後20ヶ月の成熟したマウス(ヒトに換算すれば60歳前後)で行われた。これは、一般的な延命策と違って、すでに高齢化しているヒトの寿命を伸長させる可能性を示唆している。しかし、前述のとおり、ラパマイシンには強い免疫抑制作用があり、医師の処方によらない安易な摂取はやめるべきであるとしています。
実はこの研究は、NIH(アメリカ国立衛生研究所)による大規模な長寿研究プロジェクトの一環であり)、レスベラトロール以外にも緑茶抽出物、クルクミン、アスピリン、降圧剤エナラプリル、コレステロール低下剤シンバスタチンなど、広く使われている医薬、体によいといわれる多くの物質が試されています。これらを押しのけてラパマイシンの効果が実証されたのですから、注目に値する結果であるのは間違いありません。

(以下: 京都薬科大・応用薬理 抜粋引用)
一方,PTEN の変異もmTOR 阻害薬に対する感受性に影響を及ぼす.Yu らによると,8種類のヒト乳癌細胞の内,CCI-779感受性を示した6種の細胞はPTEN の欠損やエストロゲン受容体陽性あるいはHER2/neu の高発現などの性質を有しており,CCI-779 に耐性を示した細胞にはこのような性質が認められなかった(Endocr Relat Cancer. 2001;8:249-258.).これらの結果は,p53 やPTEN の遺伝子変異パターンを解析することにより,癌細胞のmTOR 阻害薬に対する感受性が予測可能であることを示している.

血管内皮細胞増殖因子(VEGF)の発現もラパマイシンによって抑制されることが報告されており,Guba らは免疫抑制に用いられる用量のラパマイシンが癌転移モデルおよび腫瘍移植モデルにおいて著明な抑制効果を発揮し, その作用機序として血管内皮細胞の増殖および管腔形成を共に抑制することを報告している(Nat Med. 2002;8:128- 135.).

現在3種類のラパマイシン誘導体の臨床試験が腎細胞癌および乳癌患者などを対象に実施されている.特に,p53 やPTEN の変異はヒト腫瘍の50% 以上に認められ,mTOR 阻害薬がこれらの遺伝子に変異を持つ細胞に対して選択的に効果を発揮することは,正常細胞へ攻撃を回避し,腫瘍特異的な癌治療を行う上で非常に有用な薬物であることを示している.全文はコチラに。
京都薬科大HP
Nature.2009.v460.p392-5.pdf

2010年5月28日金曜日

二つの祖国(身体の意思 頭の意思)




癌を体験して、考えた。人間とは?生命とは?進化とは? ... このフレーズは『桃色吐息』で書きましたが、自分は何処から来て、何をして、何処へ行くのか?そして自分は何者なのか?こんなアホみたいな事を癌になってからズーット考えてきました。腹が減ったら、食べて、排泄し、遊んで、仕事をして、眠くなったら寝付きました。これらの行動は全て自分の意思であり、そして、なんら不自由も疑問も感じませんでした。癌になる迄は・・・・・・。
そう、自分の『意思』どおりに手足は動いてくれましたし、景色も映画も観たい時に見られました。
でもそんな頭の意思とは全く無関係にある『身体の意思の存在』に気付きました。それは、もう一人の自分の存在の発見です。極アタリマエの事ですが、自分の意思とは無関係に胃腸も心臓も働いているし、拒絶反応では脳の意思以上に自分の存在(アイディンテティ)を主張します。これをハッキリ意識させられたのは入院中に全く偶然に手にした1冊の本です。『免疫』とありました。
免疫は願わなくても自分の身体を守ってくれていましたし、胃や腸も、脳の意識的な命令は必要ありません。逆説すれば体内は全て脳の意思には従いません。この文脈の流れに沿うならば、もう一人の自己の存在を認めざるを得なくなって来ますが・・・・。これは決して受け入れられ無いテーゼなのでしょうか(実は未だに模索しています。)

病や癌も末期になり、治癒生存を願う自分の意思とは真逆方向へ進行するもう一人の自分の意思の存在。最早、この存在を認めるべきなのか?身体の自己をも尊重すべきなのか?この『脳の自己』と『身体の自己』とのコミニュケーションが出来ない我々は、医学に依存すべきなのか?身体の自己を認めて別の方向を模索すべきなのか?・・・・退院までにガンバッテ考えたいと思います。

山崎 豊子様 ファンです。『二つの祖国』題名お借りしました。ご笑諾下さい。 INA Takasi

2月26日 難聴の患者さん。

外来泌尿器科の診察室での事である。最初の穏やかな声が次第に大きくなり、やがてあたり一面に轟くに至って私の耳にも届いて来たのである。医師と看護師がしきりに患者に話しかけているのだが、何度も同じ話で進展がみられない。患者の妻であろうか、医師の言葉を夫に伝えてはいるのだが、ラチがあかない。仕舞には喧嘩ごしである。従って言葉も荒くなる。どうやらその患者は高齢から来る難聴らしい。『アノゥー、この人耳が遠いんですわー』弁解の妻らしき女性の声である。
どうも補聴器もしていない様だ。ご不自由だろうと思っていたのだが・・・・

夜半の手洗いからの帰室途中、寝静まった病室のライトが灯っていたので、カーテンの隙間から覗うと以前診察室で見たアノ耳の遠いお爺さんらしき人と若い看護師さんが何やら話しているのだが・・・、要領が得られないらしく何度も聞き返しているのである。寝静まった夜半の事なので、大きい声も憚れるのか仕舞に看護師さんマスクを外してお爺さんの耳元で囁くのである。当然お爺さんに看護師さんの胸が覆いかぶさるらしく、其の度にライトに照らされてたお爺さんの顔も頬も、緩むのである。当然このお爺さんイヤホン無しの大音量でTV観賞ですが、憚る事無くものともしません。第一誰も注意もしません。でも奥さんの声だけは聞こえる様です。病院生活の一コマです。

2月25日 尿パット

2月24日に地下にあるコンビニで尿パットを購入1000円でお釣りがあったと思う。手術前のレクチャーで尿漏れは必発とあったので、それなりに覚悟をしていました。テキストでは多くの人は2~3ヶ月で緩慢ではあるが改善をみられるとあるが、やはり多くの人の術後の悩みはこの尿漏れである様だ。
本日から尿の量を渡されたレポート用紙に書き込んでゆく。私の場合は最初にパットの重量を秤りで計り(30gであった)パットの交換時に再度パットの重量(漏尿+風袋)を記入していく。トイレでは紙コップが準備されていて、備え付けの機械に流し入れると尿量(L)が数値表示されるので、此れも同様にレポートに記入していく。普通の人ではトイレでの尿量は30~50mL位が相場で、100mLは無いらしい。1日1.5L位はありますから、尿漏れが無い場合は30回はトイレとなります。逆に言えば膀胱が保持出来るのは50gで、それ以上の重さで漏れて来る事になります。なので、膀胱括約筋の筋力をトレーニングさせます。肛門の引き締め運動です。
勃起神経が温存された場合の尿漏れは術後も良好らしいとW主治医から聴きました。
私の場合もそうであった様ですが、排尿時には若干痛みが走りました。1日目の最大排尿量は180mLありました。

記録『桃色吐息』

K大病院トイレ爆弾騒ぎ



尿カテーテルも外れて身軽になった事から、トレッキング(階段)を兼ねて院内散歩を日課としていた。或る日、事件が勃発した。
1階外来トイレで用を済まし洗面台に向かうと、鏡の前に置かれた青色のデイバッグを取り囲んで、ガヤガヤと騒いでる。バッグに張り紙があり、赤いマジックで何やら大きく書かれているのが判った。私は咄嗟にヤバサを感じたが、身動き出来ない様に何度も読み返している人もいて、その人達は新たな行動に移す事無く、只々、顔を見合わせては又読み返すという(頭は動かせるが身体は固まってしまって)サブ・ルーチンから抜け出せない様である。
院内外で無線が飛び交い騒然と仕出すのは、それから半時も経てからであろうか・・・外来棟は閉鎖され、上空には数機のヘリコプターが舞い飛び、院の周辺道路には全てに検問が敷かれた。外来で処置中の看護師、医師、患者全員が避難した後には外来棟連絡通路を防火扉で遮断して、その前には制服の警察官と院の警備員が警備した。外来棟には一般人立入禁止の物々しさである。これがメディアで報道されたK大病院ダイナマイト事件の騒動開始の一幕である。

昼も3時頃かと想うが、病棟に事務局らしき処からアナウンスがあり、どうも入院患者が一人行方不明で捜索中であるらしい。愛用の青色のディバッグ諸共で氏名及び年齢もアナウンスされていたと記憶している。此の時点で既に警察も病院も容疑者を把握していたと考えられる。が、驚いたことにXXXのネットワークとは凄い物で、そのチャンネルの話に依るとこの行方不明者は認X症からか時々お散歩する習癖があるらしい。尤もそのソースの信憑性が判断出来ないからか、如何なる理由でか此の事(多分、確定診断の無い認X症患い)に付いて各メディアは触れていない。
警戒解除されたのは、夜も9時前後では無かっただろうか・・・・・。

新聞報道に依ると犯人確保とのニュースが流れたのは、事件勃発後の1月程後である。
インシュリン事件同様に、患いの場所には又別の患いが発生すると言う、何か悲しさを感じさせる事件でした。

2010年5月26日水曜日

血統・世襲制は進化(遺伝子)論か生態(人為階級)論か?

私が子供の頃、祖母から『あちらは代々何々のお家だから』と言うのを良く聴かされて来ました。
日本に拘らず人類は嫡男(初子)を大切にし、その家系を繋いで来たのです。私の場合では祖父の名前迄ですがNETで確認できました。五味康祐さんは人相を観ただけで嫡男かどうか判ると言います。『もし嫡男の人相で無い場合は過去に母親が堕胎したか、他に子供(長男)がいます』と述べておられますし、旧約聖書でもアブラハムの初子を神に捧げるお話が有名な様に、嫡男其の物を非常に大切にしてきた歴史がありました。それは、家業の継承者の意味以上に先祖(神)の復活再生は嫡男にのみ発現されるとの思想からではないでしょうか。(根拠はありませんが・・・)これを血統とし、その遺伝子(DNA)は綿々と受け継がれ家格(家柄)として成立せせて来たのではないでしょうか。指物師は手の小さい家系を繋ぎ、手油の少ない人は精密機械とかですが、しかし、この様な肉体的な要素は確実に遺伝するとは限りません。種牛程度と思えばいいでしょう。
しかしながら、確実に遺伝して行くものが存在しているのも事実です。

或る国に疫病が蔓延しました。ペストです。1438年のペストではイギリスの人口1/3が死んだと言いますが、ある種の人はペストに罹りさえしませんでした。地中海性貧血症の人々はマラリアには感染しせませんでしたが、攻め入った他国の軍隊は壊滅したと言います。紀元前400年の事です。その当時は神に選別された人々だったのです。が、その理由の正体はアプリオリにプログラムされた免疫と遺伝病です。此の疫学的事実は東京大学の多田富雄さんが述べておられます。
この血統(遺伝子)・世襲制に対し、人類が疑問を持ち始めたのは19世紀末であろうかと思います。ジエンナーの種痘から北里芝三郎さんが抗体を発見される迄待たねばなりませんでした。今ではチンパンジーは癌はおろか、エイズにさえ罹患しない事が判っております。決して選ばれた人々ではないのが、明らかになりました。今ではワクチンがあります。
他国の事も、自国の事も言いたくないですが、世襲制のロジックは、人間が血を理由に問答無用で作ったヒエラルキーに感じてなりません。
常に過酷な自然淘汰にある動物の世界には、当然ながら世襲制などは存在しません。

2月24日 雨合羽

膀胱と尿道の縫合検査です。アノ椅子です。此の頃になりますと、もうすっかり慣れたのか、言われ無くても学習されていますから、事は順調に進みました。検査はM医師がしてくれました。
M先生『あ~いいみたいですね。』カーテンの向こう側から先生の声が聞こえました。『先生、此の前の血液検査で、どうでした?輸血で何か支障出ていません?』と私。『少なくても、急性では何も無いですけどネ・・・』下腹部で何かが動いているのが判ります。ファイバーカメラでしょう。

人が血なる物に拘るのは、何も感染だけの理由だけでは無い様な気がします。宗教とかの教えでも在りません。それは、もっと根深い(自覚なき遺伝子に奥深く隠されて継がれて来た)、本能に近い、生物の営みを感じます。血イコール階級なるイメージからでしょうか?物理的にも同じ固体(肉体)を持ちながらも・・・人は血に拘り続けます。

足をお湯に浸しながら、湯船に座ってYちゃんを待ちました。入院生活も此の頃になると(練れとは恐ろしいもので)、羞恥心と言う物が有りません。もうすっかりバーデ気分です。水着で来るんやろか~とか、あらぬ想像を張り巡らします。背中で物音がします。へ?お着替えか?
などと想いながらも振り向くのはハシタナイので我慢していました。まるで、新郎が湯船で新婦を待つ気分です。
思わず振り返ったのは戸が大きく開き、姿が見えた時でした。何とYチャンは雨長靴に雨合羽、両手にはゴム手袋と言うイデタチでした。吃驚しました。これが病院と言うものか・・・。
私がバカでした。

2010年5月24日月曜日

2月24日 Yes We Can 看護実習生と一緒にお風呂

その看護実習生はYちゃんと言います。父親を早くに亡くした事。高校を卒業した後暫くは会社勤めをしていた事。父親の病床では十分な看護が出来ずにいた事情、その後悔から此の道で再出発を決意した事。特技はマッサージとか・・・その様な事を話してくれました。お返しに、私は何故この病院に入院する羽目になったとか、前立腺癌とは男の終着駅だとか、睾丸は未だ残っているのだとか、尿漏れするかもとか、大凡彼女には何の興味も縁も無い、詰まらん話をしました。早速家に帰って母親にボヤイタ事と察します。22日の昼下がりの事です。

この病院でも矢張りご多分に洩れず患者さん同士でミス看護師の美人コンテストらしきものがありました。コンテストと言っても何票とかの本格的な物でなく、唯の口コミに過ぎませんが・・・歯の無い人も、耳の遠いらしき人も、皆さん興味がありそうで末期癌の人も、目の悪い人も会話に参加します。私の集計に拠りますと、1位はYaさん。2位はNNさんで、僅差で競っていましたが、Yaさんは何時もマスク姿で私は顔もロクに見た記憶がありません。皆さん一体何を持って判断されているのでしょう。よく判りません。
23日は腹部の縫合してあったチタン製のホッチキス(ダンボールを留める金具)も外れ、シャワーの許可がありました。本日の膀胱検査がOKならシメシメで、入浴です。

研修生のYチャンが、『良かったですねー。軽くなって、身体でも清拭しましょうか~?』 と訊ねてくれます。『いいよ、膀胱検査が良かったら、風呂でも浸かるから・・・。』 と、私が言いますと 『では、お風呂で背中でも洗いますよ~。お風呂は何時でも入れるのかしら・・? 』と、思案顔。想わぬ返事に驚いて、『えェ?背中流してくれるの?』と、少し声が上ずって仕舞いました。生唾も飲み込んだかも知れません。返事を待つ迄も無く、YES、We  CAN と彼女は笑顔で応えました。

2月22日 可愛い看護研修生の登場

病院の朝は早い。朝食の終わった8時半頃にM医師が病室を訪ねてくれた。話は脇道にそれるが、医師の多忙さは私の想像を遥かに超えていた。昨日の深夜、医局で姿を見ていたからである。医師の持つ時間に大凡空間と言う物が無いのである。話題休閑、明日膀胱の画像検査をして、縫合に問題が無ければ尿道管を撤去します。と、言う事らしい。私にはデータが無いので想像でしか言えない訳だが、尿道管を挿入したままで、もし、患者が勃起した場合は膀胱から管が外れないのだろうか?或はその分を想定してやや深く管を膀胱に挿入しているのだろうか?それともそう言った事例は泌尿器学会に報告されていないのだろうか?『尿カテーテル挿入に関してのマニュアル』なるテキストがあれば一度読んでみたい。
M医師と入れ違いに担当のI看護師さんがエプロン姿の女の子と連れ立ってやって来ました。
話を聞いてみますと看護学校からの研修生の受け入れの様です。看護実習生として実習期間を私の看護に当たらせたいから、宜しくお願いします。と、言う訳だ。そうなのである。ここは教育病院なのであります。
私の返事は、勿論、喜んで、でありました。

2010年5月22日土曜日

奈良のせんと(千都)君は、何故キメラでなければいけないのか?

私は、生まれも育ちもK市である。奈良との拘りは強いて言えば昔の彼女が生活をしていた位である。が、折に触れ今でも良く奈良を訪ねて若き当時を偲んでいる(内緒だが)。『青丹(朱)よし』とは奈良をさした枕言葉(青の瓦と朱の柱)である。が、待って欲しい。もう一つの意味がある。魔除厄除けである。節分での赤鬼、青鬼のそれである。これは、渡来した弥生文明人の侵略に追いやられた縄文人の悲しい人々の末路を指していはいないだろうか?では何故、彼らは赤や青なのか?
答えは簡単である。
身体中に彩色された刺青だろう。そう、人間同士のお話で、まだ殺伐とした中にもロマンが覗える。
『桃色吐息』でも触れたが、動物との間に誕生した生き物はキメラと言う。神話の中だけで存在した生物である。尤も神も仏も存在しない世界には、キメラは有り得るかも知れないが・・・
許されない存在なのである。
他府県の事なので、多くは触れないが、何と奈良県民を宗教会を馬鹿にした話か。世界の笑われ物にならなければ良いが。奈良仏教会の皆さん再度立ち上がって欲しい。
キメラは許されないのです。貴方の子供がキメラならどうしますか?ヒコニャンとは訳が違うのです。千都君は星座になりますか?ネ。

追記2010/6/2
上記で述べられたキメラは医学用語でのキメラではありません。

2月20日 癌戦争。免疫の戦い!続く攻防(免疫戦士の変化)

昨日来の発熱もどうにか治まり、やや体調回復傾向にある。想えば、この前立腺癌発覚から発熱が多く、輸血の影響もあってか自己免疫力の低下は避けられない傾向にあるだろう。
私の免疫力の推移を公開してみる。PSA検診から手術後まで約6月間に渡る免疫の、戦いの、攻防の跡である。




11月の9~13日は急性前立腺炎にて発熱した頃である。白血球数の変化は無いがリンパの低下は顕著に現れている。以後平穏を保つが、1月27日から貯血が開始され、(2月3日には造血剤の影響が発現したのかWBCが増加を開始している)手術後の2月24日頃までリンパ球の減少は続く。約1月に渡る。その後緩やかに回復基調になるが、回復までには同様に1月を経に得るに至っている。このリンパ球数の減少とは逆関数でWBC(白血球数)の増加が開始され、2月10日には10000数を超えて上限値を逸脱し、手術の翌日17日に分水領を迎える。
16日手術当日にWBCが急激に活性化していると思われる。戦っているのである
最低限の値WBC(白血球)で3000ヶ、リンパ球で1000はどうにか守れた訳である。

投入薬剤処方等のカルテの一部を公開しました。治療記録詳細にあります。PDFファイルです。

【桃色吐息】の治療記録&日記にあります。

2010年5月18日火曜日

病気と食べ物 病色 肝腎腰[かんじんかなめ]の意味



安岡正篤さんが(著書、暁鐘か、朝の論語か)で、【顔が黄色いとか手の平が黄色いなら膵臓や脾臓が悪い。その様な時は黄色の食べ物(大豆とか)を摂取するが良い。膵臓は甘い物を好むので、糖尿病に十分気をつけなければならない。膵臓や脾臓を病むと、腎臓や膀胱に害を及ぼす。】とあります。漢方医学の本筋で、五行思想というものらしい。興味のある人は勉強して下さい。
私はリコピンだ、タウリンだとかはとても覚えられそうにありませんが、色で覚えると随分簡単便利なのでご紹介します。これは、病気になると患部の内臓の色が顔や皮膚など表に現れてきますので、その同じ色の食べ物を食べれば良いと言う古典的な知恵です。

        内臓     色    .嗜好    意味 
肝臓     胆嚢    緑(青)    酸         魂
心臓      小腸    赤          苦         神
膵臓(脾臓)胃     黄         甘         智(膵臓はINA流で追加しました) 
肺         大腸    白          辛         聡
腎臓      膀胱    黒          塩         志 

有名な腎虚などになりますと、白髪が増えて頻尿をきたします。前立腺癌は腎臓の弱りから来るとされ、その原因は塩の過分な摂取と言います。食品で良いのは黒豆、黒ゴマ、ウナギとか黒いものになります。五行説によりますと、 膵臓や胃が腎臓を悪くして前立腺に及ぼし、更に腎臓が心臓や小腸に害を与えるとあります。また肝臓はその字の如く魂を意味しており、腎臓は志を意味します。普通は肝心要と漢字をつかいますが。
腰は、腰抜け、とか腰が定まると言う言葉通り立つ意味から、【我十五にして学に志し、三十にして立つ 】論語そのものであります。若しくは塩と酢と言う食品の保存には無くてはならない重要な意味合いからかも知れません。怒れば顔が赤くなり心臓に悪いとか言うのも何と無く納得。
   

2010年5月16日日曜日

ついでにもう1つ ワン・チャイナのパンダ

癌患いの身には、どうでも良いことなんですが、ついでにもう1つ。2005年に、中国から台湾に友好親善大使としてパンダ゙を寄贈したいとの申し出がありました。人寄せパンダの事ですから台湾側は喜んだ事と思います。何せワシントン条約で自国の移動でなく外国へは学術目的以外は貸し出し禁止になっている上に年間1億円程のレンタルう料を中国に支払う訳で、寄贈と言うからには、当然無料(タダ)です。
日本などでは赤ちゃんパンダが産まれても、その国籍は中国でしかもレンタル料も追加課金になる訳ですから・・・
所が意に反して台湾の陳(総統)さんは、この申し出を断りました。
理由はハッキリと解りませんが、ワシントン条約に準じて輸出許可書の発行を求めたといいます。

舞台は変わって2004年になりますが、陳水扁さんの台湾総統就任式にダライ・ラマ法王の名代が出席したと、正式に亡命政府が発表しています。
これは、あくまでも想像ですが、晩餐会も終わっての団欒のひと時、ダライさんの名代は陳さんに、
〔パンダを寄贈するとか中国は言っていますが、パンダは元々四川省に昔から生息している動物で、また四川省も昔からチベットの領土なのです。今パンダをタダでお貰いになると、台湾もチベットワンチャイナを自ら認めた事になりますよ]と3段論法で・・・・・・
これが、外交と言うものでしょう。This is China.ですが、日本では人のフンドシと言います。
しかし2008年の馬(政権)さんは有難くパンダ(フンドシでは有りません)を貰われたと言います。どんなベクトルが働いたのでしょう。

2010年5月14日金曜日

癌の途中ですが・・・パックス・ブリタニカ カエサルの物はカエサルに

癌のお話の途中ですが、地政学のお話ではありません。散逸した文化財のお話です。
先日BS・TVで文化財の返還を求めてユネスコを調停に、国際会議にまで進展したドキュメントを放映していました。槍玉に挙がったのはロゼッタ・ストーンとツタンカーメンのマスクや何れも人気の高い文化財的価値のある物ばかりである。対決は 主にエジプト対イギリスである。イギリスは1900年代以前から初頭に、大英博物館がオスマントルコから金員にて買い受けたとしているが、時はパックス・ブリティシュの正に開花寸前の出来事である。1882年にはスエズ運河も手に入れた。飽くなき覇権を重ね、中国のお茶、ヒマラヤ山岳の高山植物、インドのお茶や香辛料と飽き無く、果て無くはお茶なるものを巡ってアヘン戦争まで引き起こした。
勉強不足でこれらの歴史観はありませんが、おる宗教団体が所有しているミュージアムでも同じ様に、他国の文化財と思える展示がゴロゴロと多数ありました。所有者の明記すらありません。誰々所蔵とか誰々寄贈とか言うあの名札の様なものが無いのです。
カンボジア等では、アンコールワットの壁(リトグラフぽい彫刻)を剥がしたとか、理由はガバメントの内紛で文化財を保護目的のチョー避難的行為の為だと言っています。当然他国に売られています。
文化財は民族のアイデンティティではありませんか。その民族の歴史でもあり、ご先祖様の遺品でもあるのです。他国がドウのコウの口や手を突っ込む話では在りません。これ等の遺品は民族を超越した存在である事は認めますが、即刻無償返還しましょう。
神の物は神に、カエサルの物はカエサルに(キリストの言葉で、駄洒落ではありません)返しましよう。解りましたか?

2010年5月12日水曜日

癌戦争 癌は如何にして生き抜いてきたか 

(続々)【 食事で癌が?そんなんで効くんか?】続き
桃栗3年柿8年癌の実19年と以前のプログで言ったが、その根拠は1個の癌細胞が無事生き延びて100日経つと満を得てやおら細胞分裂するのである。100日毎分裂するから1年弱で8ヶ、2年弱で64ヶ・・・野放しならば約9年で幅1cmとなる。野放しと言うのは免疫系の完全消滅や機能不全及び癌細胞が自然死しない場合であるから、臨床的に診て癌と確認できるには通常19年位が相場であるらしい。明らかに黴菌やウイルスが進入した場合は大貧食能を有した好中球と呼ばれる部隊が前線に赴く。問題は自己から発生した裏切り分子、遺伝子が変異した癌の処分である。遺伝子(DNA)が変異すればそれはもう立派な自己では無い筈だが。単純に戦闘を開始するのは、NKキラーと呼ばれる細胞だけなのである。このNKキラーの機能は青年期に最も高く40歳代で半減し70歳では著しく低くなる。また癌に対して免疫も出来る事も解っているが、NKキラーの詳しい存在は未知のままである様だ。さて、肝心のT細胞部隊はと言えば、只傍観しているだけなのである。何故なのか?癌が変装して味方軍に成済ましT細胞から逃走するからである。

移植された臓器などでは自己識別マーカーHLAと言うラベルが自動的に貼られるので、キラーT細胞はこのラベルを持つ組織を攻撃するのであるが、癌はこのラベルを無断で取り去ってしまうのである。或いは特異的な癌細胞での癌抗原(癌の目印)は多糖質で組成されていて、ラベルが元々貼れ無いのである。ラベルが貼れるのは癌抗原がタンパク質である事が前提条件なのである。
以上なる理由からであるが、結論的に言えば自己破壊を防止する為に3重の安全キーを備えた訳である。キラーT細胞攻撃も何処かの国の核も同じ様な安全策があったのである。
疑わしきは罰せず等と何処かで聞いたセリフの様である。
3重の安全キーとは、攻撃する細胞(選手)、許可する細胞(コミッショナー)、停止(レフリー)させる細胞と3つの同意を必要としますので、キラーT細胞に癌を退治して貰うのはなかなか容易ではありません。キラーT細胞が暴走すれば、肉も骨も溶け亡くなってしまうでしょう。
この様な事から、現時点では、予防的、健康的目的なら兎も角、免疫、食餌療法とかで癌を消滅させるとかは大変困難では無いかと私は考えていますが・・・・
食餌、免疫療法を開始される方はせめて、白血球数とかリンパ数を治療前後に比較管理したいものであります。そもそも、私の様に既に免疫が標準数にあれば、どうでしょう・・・・

HLA:白血球と血小板に存在する抗原=HLA(Human Leukocyte Antigen)で、名もそこに由来してます。細胞のレベルで自分と他人(自己と非自己)を見分けるHLAは赤血球よりずっと複雑で、一致するのは一卵性双生児ぐらいだといわれるほどです。
(赤十字血液センター引用)

(続々)食事で癌が?そんなんで効くんか?

(続)【食事で癌が?そんなんで効くんか?】続き
退縮老化した胸腺を若返りさせる方法はあるのか?言い換えればT細胞を活性化させる方法である。結論から先に言えば、今のテクノロジーでは不可能であるらしい。老化動物にどんな若い胸腺を移植させても直ぐに老化動物に適応した胸腺に退縮し、逆に若い動物に老化退縮した胸腺を移植すれば若い活性化した胸腺に復活するのである。このマジックは、マウスの実験でも明らかになっている。この胸腺の死活を制御するメカニズムのX軸は加齢であるのは疑う余地も無いが、加齢をカウントする機構が体内の何処にあるかは判っていない。このマウスを使った実験は東京大学医学部免疫学教室が明らかにしている。老化退縮した胸腺でもその機能は完全に完了した訳では無い。僅かながらも機能はしているのである。1973年頃には胸腺が関与しない末梢性T細胞の存在が明らかになってきているが、末梢性T細胞腫瘍での発症でその解明が望まれている。

私の白血球数は血液検査によると、7.9  10^9/μlであるから 7900ヶ リンパ球数は29.3%で約2315ヶで何ら申し分の無い免疫力である筈なのだが・・・・、癌である
悪性(マグリナント)が故に警察(免疫)を誤魔化して逃げているのか、癌の力が免疫力よりも強いのか?どちらかであろう。
続きは【癌戦争 癌は如何にして生き抜いてきたか】へ

2010年5月11日火曜日

(続)食事で癌が?・・・そんなんで効くんか?

【食事で癌が?・・・そんなんで効くんか?】続き
白血球中の好中球は外傷などで黴菌と戦いますが、その死骸はウミとなってでてきますので皆さんご存知の事と思います。さて、そのリンパ球ですが、リンパ球は次の成分から出来ています。
         Thymus                 Bone               Natural Killer 
リンパ球=T細胞(胸腺由来)+B細胞(骨由来)+NK細胞(自然由来)
     65~70%(1200~1600) 15~20%(100~200) 15~20%=(100~250)


このT細胞が腫瘍に大変重要な役割を果たします。好中球が外敵から防衛する軍隊とすれば、細胞は謂わば身内の治安を司る現場の警察官の役割なのです。B細胞の役割は過去の戦いの記憶をして、有事の際には記憶された戦歴から最も有効な手段を各部隊に伝達をする、後方部隊(参謀本部)です。これが、免疫の機序(システム)です。このT細胞はヘルパーT部隊、キラーT部隊とかサプレッサーT部隊とかに更に分類されるのですが、96%以上が生まれ故郷の胸腺内で死滅します。ではこの胸腺が無い動物は癌に罹り易いかと言えば、そうではありません。先天的にあるNKキラーと言う細胞が癌を破壊します。自然に備わっている所以からナチュラルキラーと呼んでいます。
この胸腺は腫瘍から我が身を守る大変重要な臓器とわかりました。しかし、この臓器は他の臓器とは異なり体内時計と密接な関係を持っている事もわかりました。人の場合は新生児で約10g。5歳で約30g。10代で早くも退縮しはじめます。40歳で約半分、70歳にもなれば只の脂肪ので機能するどころではありません。当然戦闘能力も弱体劣化の一途です。この胸腺については色々多岐に渡り面白い実験をしている人がおられますので、次回にお話をいたします。食餌とか免疫療法が朧気に理解できそうな気がしますので・・・

(続続)【食事で癌が?・・・そんなんで効くんか?】へ

食事で癌が?・・・そんなんで効くんか?

退院後、我が家の食卓の風景は一変しました。手の平を返す様にしてである。
 それまでの王者{お肉}が完全消滅して、新たなチャンピオンとして野菜と言うのか、精進料理の登場である。京料理の原点は中華料理と言うが、原点も原点、豆腐とかで、毎日がお盆の有様である。僕のキャラからして今更、草食系は無理だ! 我慢たまらず訊いたのが、表題の如くである。

食餌療法の幾つかの書籍の中では決まって、肉(四足歩行)と塩分がリスク因子として挙げられている。で、続いて、キノコ(アガリスク茸で有名)やプロポリスが体内の免疫を高めて治療効果を望めるとしている。とある医師の著作では癌が完全に消え去ったとまである。ホンマかいなぁ~。
但し、前提条件があって、血液中の白血球数が3000ヶ以上で、尚且つリンパ球が1000ヶ以上が対象者と言う訳である。この条件が必要で充分とは言って無い所が流石に医者らしい。が、兎も角、肉が食べたいが為には説得させるしか無いので、口論を避けてこのプログとなりました。旨く行くと良いのだけれども・・・・。先ずは、リンパ球の居所から探ります。血液内にあります。血液検査で貰う報告書に記載されている筈です。
記号はWbcLymphocyteです。

血液=血球(45%)+血漿成分(55%) 
血球=赤血球(96%)+白血球(3%)+血小版(1%) 
白血球(WBC)リンパ球(Lymphocyte 20~30%)+好中球(50~70%)
(4000~10000ヶ)                     (800~3000ヶ)     (2000~7000ヶ)

健康な人は通常 白血球=4000~10000個/L (1リットル、若しくは1mm立法平方m当たり)血液の出生地は大半が骨盤内(腸骨)で造血されます。白血球は未熟なままで胸腺に運ばれて胸腺で完成されます。この胸腺は紀元前40年からその存在は良く知られ、語源は香草タイムの香りに似ている事からチムスと呼ばれました。フランスではグルメに珍重されていますが、その機能が明らかになったのは今から約40年ほど前のつい最近の事です日本で言うと昭和の後半です。
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2010年5月9日日曜日

手術の説明1 根治的恥骨後式前立腺摘除術Prostate,Radical Retropubic Prostatectomy について 

Prostate,Radical Retropubic Prostatectomy(根治的恥骨後式前立腺摘除術)と、何か難しそうな名前の手術で、要は根治目的で開腹して前立腺を摘出するのです。開腹式です。会陰式と言うのは肛門と陰茎の間を切開して前立腺を取り出す方式ですが、リンパ節取り出しに開腹するので2度手間にもなり、想像しただけで気が滅入りそうです。
取り出すのは精嚢、閉鎖リンパ節及び前立腺と勃起神経(私の場合は右神経温存左神経移植)となります。順行式手術です。

詳細図はIna_ProstateArt(参考図書) にあります。




前立腺の場所です。恥骨の奥に位置しています。恥骨が大きい場合は恥骨を削って手を入れるそうです。
開口幅も8Cm程ですから、無影灯でもなかなか見難いので頭を近づけて、時間をかけて、丁寧に処置するのです。






前立腺癌の好発部位で外側の場所をペリフエラルゾーンと言います。私も此処に癌がありました。







勃起神経の解説図です。私の場合は左側の神経を前立腺と一緒に切除しましたから、足の神経を移植しました。右側は温存です。








リンパ節の削除です。
閉鎖リンパ節左右とも削除しました。
取り出しても免疫力低下とかには然程影響はないそうです。














青色の部分を切り取るのです。
全部とります。




神経の詳細図です。




手術で精管も取り除きましたので射精は出来ません。




前立腺に手の入れる方向ですが、私の場合は順行式で上側から取り出しました。



以上の絵は【桃色吐息】と重畳しますが、参考にしてください。











一般公開講座で使用されました。キャンサーリサーチの作成した解説書です。
参考にしてください。大変わかり易く作成されています。
手術解説PDF

記録【桃色吐息】

2010年5月8日土曜日

2月19日 再発。 免疫様、もう、この狂素をポアしてやって下さい。

18日夜抗生剤の点滴も終り、腕にあったバイパス(点滴用の針)も取り去って、少しではあるが身軽になったので、昼下がり、図書室から借り出していた”予後について”のテキストを読んでみた。

再発について、約30%で認められる。とあった。根治治療(手術)で、である。
その対応としては、放射線照射か内分泌(ホルモン)療法で、最後に化学(抗がん剤)療法とある。化学療法で治まった後での再発は再燃と呼ぶらしい。再燃すれば、同治療継続か化学療法と内分泌(ホルモン)療法との併用で臨むらしい。その選択肢は当然医師であろう。それでも治まらない場合に付いての事は記載されて無い。再発、再燃の判断は主にPSA挙動の観察によって医師が行う。これがテキストの凡そな記載内容である。何れも身体に対する侵襲性は決して穏やかでは無いだろう。

そもそも、何故再発するのか?
既に転移していたか、手術で取り残したか(肉眼での目視では不可能なので)、どちらかであろう。切除した断端の病理学的知見を重要視する根拠はここにある。PSAの挙動(ダブリング判定や)がコンパスになる訳だが、癌の居場所が見つかった訳では断じて無い。しかしながら、再発時の治療では前立腺の撤去跡に放射線を照射しようとする。正に医師の感と言えよう。博打なのである。
もしも、癌が不在なら、なんら意味は持たないのであるが・・・
私は再発すれば、医師の力量にもよりますが、内分泌療法から始めようかと考えています。
一番の理想は免疫を高めて がん細胞が、自然死(アポトーシス)してくれると良いんですが・・・




               記録【桃色吐息】

2月18日 手術2日目 白雪オヤジ 桃色トイレ

手術2日目で経口食開始です朝は全粥。昼は移行食。夜は通常食となります。
やはり食事の力とは大きいもので、自力でガラガラとトイレにも行けるようになりました

ガラガラとは、入院された経験をお持ちの方はお分かりでしょうが、例のガラガラと音のする点滴スタンドがお供です。点滴スタンドには下側に尿バッグ、体廃液バッグ。上側から吊り下げてるのは痛み止めパックと栄養&抗生剤パック。華やかな典型的満艦飾正装スタイルです。
トイレは勿論男子用と言いたいのですが、色々工夫しましたが狭くてガラガラと一緒には入れません。そこで、少し広い個室の女性用トイレに潜り込みました。そこは白雪オヤジに相応しくピンク色したタイルと壁紙の世界でした。初めての経験でウットリとした時間を過ごしましたが、この病棟は泌尿器科用ですから、女性の入院患者は稀で、皆さんも平気で、寧ろ好んでこのトイレを使用している様でした。なにせ多くは前立腺癌の患者なのですから・・・・・



朝食は8時、昼食は12時 夕食は6時と決まった時間にベッド迄配膳してくれます。
点滴スタンド(ガラガラ)です
回復を待った病室です。   蛹(サナギ)になった様に、

深く、深く、眠りました。






2月17日 手術1日目 白雪オヤジ、管だらけで朝の目覚め

何時もの様に、何時もの時間に目覚めた。ベッドに拘束されている訳でもないが、体は自由にならない。触ると体中管だらけで、酸素マスクもしている。やっと昨日の記憶が甦った。手術をしたのである。手足に感触がある。お腹を触ってその存在も確かめた。どうやら五体は無事の様である。
手術後最初に迎えた朝の記憶である。その前後を辿ると・・・
手術室に持参したのは
1)T字帯(褌)
2)腹帯
寝間着(浴衣)は病院からレンタルしました。
手術室から帰って来た時は
1)酸素マスク
2)抗生剤点滴(腕)
3)背中からの痛み止めチューブ
4)お腹のドレーン(左右2本)
5)尿カテーテル
で、体中管だらけの格好で、帰室した事になります。
今日も絶飲食ですが、昼頃から飲水は許可されています。私はヘビスモの為か、全身麻酔の影響からか咽喉の荒れが強くて声が出ません。咳の度に開腹したお腹に痛みが走ります。この時ばかりはタバコの禁煙を誓いますが・・・・。
昼前には酸素マスクが外されて、歩行訓練です。病棟の廊下を男性の看護師さんに付き添って貰いながら少し歩いて本日の日課は終わりです。
何故かフラフラで上手く歩けません。
病室でひたすら回復を待ちました。



記録【桃色吐息】

2010年5月7日金曜日

2月16日 手術室 白雪オヤジ(新キャラ登場)の深い眠り・・そして目覚め


M先生の声は聞こえたが・・・執刀医であるW助教の顔はまだ見ていない。今は朝の8時半頃の筈である。麻酔科のY教授が来て背中に細い管を入れていく。
今日は手術日日和か手術台は満床満席らしい。
オペ専の看護師やチーム・メンバーを見たかったが・・・全員が戦闘服やったらオモロイな~・・・、あそこの毛が剃れてない・・・とか、何とか・・・この後の記憶が全然無い。容易く昏睡したらしい。

・・・・・・・只今中手術・・・・・・・只今中手術・・・・・・・・・・・・・只今手術中・・・・・・・・・

意識が戻ったのは、教授の声でであった。決して王子様のキスで目覚めた訳では無いのだ。夜の9時半頃と聞いている。W助教の声も確認できた。場所は解らない。部屋は暗かった(多分瞳孔の問題で)。私を挟んで教授に説明をしている。直腸と前立腺の癒着が酷く剥離時で出血を余儀なくされた事。リンパ管断端では転移が認められなかった事(術中の病理判定の見解報告)。前立腺は綺麗に摘出出来た事。神経移植はトラブル無く成功した事。それらを咀嚼して教授は再度、横にいる家族に説明をしている。どうも話を聞いていると自己血を使い果たしてしまった様子である。で、輸血は如何?とお勧めの様で、量は800mLらしい。入れた方が、傷の治りも断然早いし、予後もいいですよ~、とM先生。私は薬で上の空。朦朧としている。声も出せない。只々ウンウンと、首を縦に、横に、振るだけである。そんな訳で輸血されていた。合計2Lになる。飲まされたムーベンと同量である。2Lは致死量だ~。私には輸血されていた記憶はありません。多分、2度目の意識不明に堕いっていたんだと思います。
こんな事知らなくても生きて行けるんですが、癒着剥離は剥離機と言う機械を使用するそうです。
オイ!俺の純血はどうなるねん?




記録【桃色吐息】

2月16日 手術室 手術着が迷彩の戦闘服とは知らなかった


三人の童女の背後にある大きな扉が開き、私一人がその中に案内された。神々しい光の空間である。オペレーション・シアターと書かれた案内がエレベータの中に在ったが、兎も角広い。十分に余裕を持った間隔で幾つかのベッドと機材が並んで置かれている。ここで素裸になりベッドに入った。素裸でベッドに入るのも、何年振りだろう。低反発ベッドで身体の下には温めた毛布が敷かれた。準備してくれたのは手馴れた看護師さんで、私の主人もこの前、前立腺癌で手術をしたばっかりなんですよ。と身体の上にシーツをかけてくれながら話し、多いんですよ前立腺。(この手術は貴方一人だけではないからね)と、案に慰めてくれている様でありました。ご主人も此処で手術?とかお互い返事に困る質問は控える事にしました。、準備も終わり、幾つかの扉を潜り手術をする場所に運ばれました。其処は周り一面に機械に囲まれた空間で天井にはTVでよく観る無陰灯(トンボの眼の様なライト)と、すっかり手術も忘れて、やや興奮気味で、興味津々です。宇宙船のオペレータみたいに幾つかのモニターを点検している人がいました。麻酔医のC先生です。軽い笑みで挨拶を交わしましたが、驚いたことに彼の装いは迷彩色を施した戦闘服ぽいのですヘッドホンはしていなかったので安心はしました。緑色は赤の補色なので解りますが、これは、より進化させたものと言えるでしょう。これならば、少々患者の血が吹き出したとしても、あまり気にならなくて済みそうです

記録【桃色吐息】

2010年5月6日木曜日

2月16日 手術室 光と3童女のお出迎え


寝不足の様である。頭が重い。まぁ~どうせ嫌ほど眠る事になるので、バランスは取れるだろう。
昨夜主治医のW先生とM先生が病室に体調伺いに来てくれたが、早く寝てくれただろうか?前日飲み会なんかで2日酔いなんて事は無いよな~?もし、眼とかが、充血して真っ赤になっていたら怖いよなぁ~。とか色々想いながら、どうせ脱いでしまう下着を履き替えた。もう癌の事など頭からすっかり消えてしまっていて、正常な頭の働きは停止状態にある。手術の前日に夫婦喧嘩などされた日には患者はタマランやろうなぁ~。これも運不運と諦めるしか無いか・・・患者の頭はもう色々に巡るものである。
朝6時に浣腸をして貰ったが、もう出るものも何も無いらしく、諦めて手洗いから部屋に戻ると、これからマーキングしましょう。と言ってお腹のメスが入る部分に×印を2ヶ所。神経を取り出す足の部分に3ヶ所×印をされた。患者の取り間違い防止のためである。お腹に姓名でも大書きした方がいいかも・・・
手術室は4階にある。歩いて自主的に行くのである。看護師も同伴しない。どうも、途中で患者が逃げ出す事は想定していない様である。なので、強引にベッドに縛り付けて運ぶ等と言う事は無いらしい。これも友人からの話であるが、病室で麻酔してベッドに寝かせたまま手術室に運ぶ病院もあるらしい。一見合理的な手段とも思われるが直前の逃亡劇を避けたい病院側の本音だろう。患者が高齢者や子供では、ソレなりに想像ができるからまるきり笑えない。
エレベーターに乗ったドアーの正面にもドアーが設えてあって家族と共に4階でおりたが、驚いた。
そこは光の世界なのである。自然界や日常にある光景では無い。凡そ陰影などと言うものがないのである。やや目に慣れたダダッ広い光の空間の中に3人の童女がいて、出迎えてくれるのである。早くも、あの世かとたじろいだ。

記録【桃色吐息】

2月15日手術前夜 麻酔科C医師との約束


15日夕、麻酔科のC先生が尋ねて来てくれた。全身麻酔・硬膜外麻酔、アレルギーと麻酔ショック及び合併症などの説明とそれに伴う承諾書へのサインである。30歳半位の中国の人で、研修医とあるが、院生である。指導医はY教授で朝の8時半に手術室で麻酔開始の予定である。事前に貰っていた書面では、6時に浣腸を済ませ、入浴と洗髪、髭剃り、排便排尿後、弾性ストッキングを着用をして、7時には手の甲に麻酔のシールを貼ります。これらの次第を済ませた後は、家族との別れに時間を使います。陽根部の除毛は予定にはありませんでした。
14日夕食から絶飲食でムーベンと言う便意を促す液体を2L飲みます。大変気持ち悪いので、利便では無く、ゲロ支援促進剤と思えば良いでしょう。本場シンガポール程では無かったのですが、日本バージョンのマーライオン並に連続でゲーゲーしました。余談ですが・・・。
C先生との最後の会話で、私を生きたままこの部屋に帰らして下さい。との要望に、C先生は、分かりました。ハイ約束します。必ず約束は守ります。私のバイタルはこの先生に預けました。
この夜、睡眠導入剤を1錠NN(看護師)さんから貰って服用したと思います。
今宵はどんな夢をみるのでしょうか・・・

記録【桃色吐息】

2010年5月5日水曜日

2月15日 手術前夜 存在の意味論(勃起神経存在の理由)


形ある物から全ての物体を取り除いた後に残るものは、数値である。これは数学だが、では、その物体から物体が持つ機能、役割を取り除いたあとには、何が残されるのか・・・

人で賑わう、とある場所で献血の行列に並んだ。手術後1月程経た時の事である。主治医W助教の言った非自己血の被輸血者の献血拒否の言葉を思い出したからである。(12月14日 【続】エホバ)説明を聞くと、ご遠慮下さいとの事である。言葉で列を去った。暫くして涙が滲み、やがてそれは嗚咽と代わった。もう僕は普通の人で無い、皆んなと一緒で無い、それは孤独感からか、寂寞とした寂寥感からかは分からない・・・

12月24日(続)立ち上がれるよな?日本↑↑(K大学の理由)では、勃起神経移植を手術の決定的理由としたが、それは今でも否定はしない。が、本当の事を証すと、効果には然程確定的な期待は無かったのである。現に両神経を残したオペでも勃起回復が如何に困難かの事情は既に得ていたからである 。では何故なんだろうか?前立腺癌と知られた家族や友人には神経移植で2~3週間位で元に戻るから。と、言い訳がましく嘘の説明していた。その心理的理由とは何だったんであろうか?同情や哀れみを避けたいが為であろうか?

実態の見えないボヤけた自分の言動の輪郭が鮮やかになったのは、献血辞退での嗚咽の後である。W助教は献血拒否が怒りとなったが、私は涙となった。その根底の想いは恐らく同じであろう。寂しさからや悔しさで無く、孤独感からでも無く、疎外感からではなかろうか乳癌で乳房を切除された女の人は男の愉悦の為に偽豊胸する訳では無いだろう。勃起神経移植も自己の愉悦の為にだけでは無いであろう。義手も、義眼も、外観的美学でも無く、只ひたすらに疎外感から逃れるためではないだろうか。だとすれば、機能もしない只の物体の存在の意味は疎外感から自己を守る為のもの、それは愛ではなかろうか?他人に対する愛、自己に対する愛、それは今の私には解らないけれども・・・

実存は本質に先に立つ。  ジャン・ポール サルトル
存在とは愛である。 ヒューマニズムである。Ina.Takasi

記録【桃色吐息】

2010年5月2日日曜日

2月15日前立腺癌 颯子よ、もっと、踏んづけておくれ。


この出だしで解った人は今や死語となったが昔は文学青年だったに間違いないでせう。
手術前夜、昔に読んだ谷潤の瘋癲(ふうてん)日記が蘇ってきた。
不能ニナッテモ在ル種ノ性生活ハアルノダ。(訳:インポでもそれなりのHは出来るのものだ)

70を超え、生に対しては執着はないが、性に対しては死後も女の足を舐めていたいと言う男のキモイ執念を描いた谷崎潤一郎の【瘋癲日記】の一節である。死因は腎不全と心不全が原因と伝えられているが、38歳の時の作品【痴人の愛】では早くも前立腺癌を予感させる異常さが窺える。
手術後変態にならざるを得ないのか?谷崎に対して一種憧憬と尊敬が交差した複雑な想いに駆られる。一方で、非文学(野獣の如く)性の期待、との綱引が開始されたのである。想いもよらぬ心の葛藤である。前立腺癌で亡くなった映画監督の心情がシミジミ染み込んで往く。今、この病院からトンズラすれば、解き放たれるのだが・・・、死を覚悟せねばなら無いだろう・・・・・・・。手術は明日なのである。

記録【桃色吐息】

2月13日 前立腺癌世界チャンピオン 世界ランキング(世界の事情 流行り地域)


前立腺癌の原因調査 その2

前立腺癌の原因とする【若年からの活発な自慰や性行為。乳製品や肉の過度の摂取, レトロウイルス、遺伝子(家族病)、ストレス 飲酒、喫煙】等が危険因子として挙げられてますが、何れも断定出来うる決定的な因子は現在も発見されていません。

癌の罹患率をグラフにした世界の分布マップDataがありますが、そこでは地理的同一条件下で人種別罹患癌の観察が出来ます。疫学的には大変有用なDataです。
人種カテゴリーとしては、ニグロイド、コーカソイド モンゴロイド日本人 同中国人の4種別を対象として、このマップでは罹患癌4位までを調査していますが、第1位の癌だけを特徴としたマップに作成し直しました。【医考会より 引用】
【前立腺癌が流行っている国】
http://docs.google.com/viewer?a=v&pid=sites&srcid=ZGVmYXVsdGRvbWFpbnx6ZW5yaXRzdXNlbm95YWppbm90YW1laWtpfGd4OjI4MDBkMzEyY2MzMzE1YmE


疫学的には論理の推考も可能であり、既に研究者達が競って研究成果を発表していますし、遺伝子や生活習慣ではトレーサビリティも可能で、数値化してその正当性を評価できるものと考えられます。しかしながら、今尚、個人的情報の裏側にある自慰統計と前立腺癌との調査は評価に値する範囲には達していないと思われます。
また、自慰と前立腺癌の因果関係ではイギリス(Science Daily)とオーストラリアの研究者Masturbation 'cuts cancer risk'ではまるで正反対の結論を導き出しています。【医考会より 引用】

疫学に興味がある方は、下をクリックして下さい。前立腺癌のランキングと世界チャンピオンがわかります。
【前立腺癌世界チャンピオン】
http://docs.google.com/viewer?a=v&pid=sites&srcid=ZGVmYXVsdGRvbWFpbnx6ZW5yaXRzdXNlbm95YWppbm90YW1laWtpfGd4Ojk1NWFiYjJjMDZhMjkxOA


記録【桃色吐息】

2010年5月1日土曜日

2月13日 全快地蔵


急患の入り口近くの小さな祠(小屋)の中にお地蔵さんがおられます。お地蔵さんのお名前は【全快地蔵】さんと言います。この町では建物の正面玄関は南向(朱雀方向)きが正式で、西向きの仏教思想とはやや異なるようですが、格式の高さを現しています。京都では八坂神社や平安神宮も御所も皆正面玄関は南にあるのが普通で、八坂さんの本殿も南向きです。お地蔵さんも南に向かっておられますから、京都に習われたのでしょう。縁起の程は知りませんが、幾つもの千羽鶴とお花に囲まれて、前にはお供養物が絶え無く供えてあります。短冊の一つ二つを読んでみましたが、子供の病でしょうか、母親の哀切な願いが綴られてあります。此処は大学病院ですから、難病や奇病を抱えた患者さんが地方からも数多く治療に来られます。このお地蔵さんは悲喜に満ちた幾多の人々の願いを聽いて来られたのでしょうか・・・私も違わず心からお願いしておきました。生きて帰れますように・・・

手術をしますので、親しい人とか家族からお守り5袋程戴き、大切に持ってきています。
私は無宗教ですから、何の役にも立たないとか、お守り同士で喧嘩しはるから一つになさいと言う、信心深い人の忠告にも、それは神さんの事情で、人には関係無い話や。とか罰当たりな事も言います。ではありますが、買ってくれた人の気持ちや真心は大変嬉しく、大切に思います。
神仏に祈る姿は真に美しいものがあります。涙に溢れて人の心に響きます。
家族連れでお掃除をして沢山のお供え物をしている人と遭遇しました。聴くと、御祖父さんが助かったのでこうしてお礼をしているのだ。と、言っておられました。
このお地蔵さん年間200万円ものお賽銭があるそうです。
このお金でお地蔵さんのお世話をするそうですが・・・
助けたのは医師、看護師、スタッフ全員。とかの意地の悪い、ヤボな事は言わないでおきたいものです。

記録【桃色吐息】

2月12日 患者の心得1,2,3


女性の入院患者さんに伺った話ですが、女性の病室では患者さん同士が抱き合って、お互いの病状を憂い慰めあう様です。抗がん剤の影響からか髪の毛が塊でボソッ、ボソッと抜け落ちるみたいで、それを手鏡で観るものですから、就寝中に拘らず半狂乱になるんですね。私が知っている患者さんは女子高生の年頃でしたが、子宮頸癌と言っていました。数名以上はいたでしょうか。
男性の場合、私もそうでしたが、癌で入院となると覚悟を決め頭は短く刈り上げて臨みますが、女性はそうもいかないのでしょう。男性の病室で夜中に発狂すれば、慰めて貰える所かベッドから蹴落とされるのがオチです。


そこで患者の心得1,2,3
 1) 夜中にバリバリとセンベイ(煎餅)などを食わない。
 2) 消灯してからはブーブーとオナラをしない。
 3) 例え尿瓶があってもボジョボジョとオシッコをしない。歩けるならサッサとトイレに行くこと。
 4) 間違って他所のベッドのカーテンを突然開けない事。
 5) パッチ(下着)のままウロウロしない事。
 6) 携帯電話で仕事の話をしない事。(特に大声)
 7) 携帯電話はマナーにする事。
   (男性は誰しも仕事は気になるものです。貴方だけではありません)
 8) TVの音声はイヤホンにする事(補聴器の人は看護師さんにやり方を尋ねて下さい。)
 9) 夜中に独り言をボソボソ言わない。
10)イビキや歯ぎしりは出来るだけ控えて下さい。
ザットですがこんな所かと思います。

記録【桃色吐息】

2010年4月30日金曜日

2月12日(続)入院心得1,2,3【インシュリン】


此処の病院ではインシュリンの騒動がありました。看護師さんが患者さんに多分のインシュリンを故意に投与して容態を悪化させた容疑で事件が発覚するのですが、私は、入院していた経験から言えるのですが、今尚信じられません。有り得ない事と思います。看護にあたる看護師さんは3直(3人)で各々患者さんの様態を観る訳ですから、システム的に出来ない相談なのです。当然チエックシステムは働いているでしょうし、医師も医局に24時間詰めていますから、不思議な事件です。別にK大病院サイドに立つ訳では無いですが・・・
私はそれでも十分に安心して入院出来ます。
再発防止の為、或いは無事治癒して愛する家族の許に帰る為にも、患者の心得を話します。
参考にして下さい。
1) 病院食に文句は言わない。生半可な知識で塩分がどうのとか・・・
2) 看護師さんの白衣姿に、あらぬ想像をして発情しない事。
3) 立たない下半身は自分で清拭(綺麗に)する事
4) 無闇に呼びブザーを押さない事
5) 痴呆を装ってウロウロ徘徊しない事
6) 看護師さんに噛み付か無い事(手足の不自由な人の中にはいるようです)
7) 訳の分からない質問はしない事
8) 手紙を渡さない事(メルアド等)
9) キモイ視線の目で追わない事
10)俺に気があるなんて夢々妄想しない事
番外ですが
1)注射は痛いものです。諦めて下さい。あの看護師さんは痛くなかったとは絶対に言わない事

以上を心掛けて、快適な入院生活を送って下さい。インシュリンの打ち過ぎは怖いです。
家族が貴方の無事な帰りを待っています。

【桃色吐息】
http://sites.google.com/site/zenritsusenoyajinotameiki/

2月12日 入院心得1、2、3


病院の入院受付で【入院のご案内】と題した7頁程の小冊子と病棟案内なるパンフを渡された。院内生活での規則や食事、面会、料金の支払い等が説明されている。

K大医学部付属病院は独立行政法人であるが、行政改革で文部科学省管轄から移管された半民営化法人である。全国の大学付属病院は大半そうであろうかと思うが、医師の人事権はやはり教室のTOP即ち教授が持つには変化は無い。一般事務、経理、レセプト、受付等は外部機関に拠って運営されている。つまり、一般企業となんら特段に変わりない組織形態で経営されているのである。患者には縁の無い話だが・・・・。併しながら、これから命を預ける訳であるから、この程度は知っておきたいものだ。

受付で言われた部屋に行くと、担当看護師の(アイ)さんが出迎えにきてくれていた。簡単な聞き取りが終わりベッドに案内してくれた。そこで渡されたのは(開放前立腺全摘術)と書かれた入院計画書で、大凡の退院までのタイムテーブルである。フローチャートでは無いのである
完全に間違いなく退院出来る前提の許に作成されているシーケンシャルな計画書である。
夏期講習のカリキュラムと殆ど同じで、時間と講習を消化するだけの問題と安心させられた。
手術は4日後である。まだまだ此処から逃げられる猶予時間は私のものである。

【桃色吐息】
http://sites.google.com/site/zenritsusenoyajinotameiki/

2010年4月29日木曜日

1月21日~2月4日入院準備と貯血1200mL


21日から1週間毎に400mL貯血をします。計3回で1200mLの計算ですが、自然の生活生理では復旧に早くても3週間を要しますから、毎回皮下注射と飲み薬で造血を促します。
貯血は人口腎臓部で行われ、透析用のベッド20床が通路を隔てて2列ありました。所要時間は15分位でしょうか、水分の補給をアドバイスされますから、近くのベンダーマシンでポカリのボトルを1本購入して持参しました。常時5~7人ぐらいは貯血していますから、自己血には名前の記入されたラベルが予め用意されており本人確認の上で貯蔵されます。
貯血800mL迄は健保ですが、後の400mLは50.000円程請求がありました。

そろそろパッキングの準備です。自宅が近いので多くは要りませんが、洗面道具。ドライヤー下着数着。T字帯2(帯)。腹帯2(帯)。保険証一式・健康保険高額療養費書類、各種受給証限度額適用認定証 印鑑。等準備出来るものは事前に整えておくと、慌てなくて済みます。
可曲式ストロー(飲み口辺りが曲がる)などはあると便利です。イケナイ人は自販機から失敬している様ですが、セメて何か買いましょう。
私は読みたい本数冊とipodを2つパッキングしました。4Gのipodはクラシック専用でJ,S_Bach全曲とSony_Classicsとかで8GはRockとかをインストしました。
入院予定日は2月12日です。逃げたい様な、待ち遠しいやら、心は複雑です。

記録【桃色吐息】
http://sites.google.com/site/zenritsusenoyajinotameiki/

2010年4月28日水曜日

1月20日 命と金 がん保険


友人のS君の相談内容とはこうである。S君は以前銀行に務めていたが退職して今は保険業務に携わっていて、私も大半の保険はS君に世話になっていると言う、その様な間柄である。S君はある顧客から、がん保険の加入を頼まれたが、どうも話を聽いてみると、10年来睾丸が一つ無いようである。と、私に言うのである。S君は即答を避け当人の了承のもと私を訪ねた次第である。
私は直感ではあるが、睾丸癌ではないかと思う。比較的若年層に多くある癌腫ではあるが、日本人10万人当たりで1、2人の頻度で疾患するらしい。

癌も治療をうけて5~10年も経つと、つい【がん保険】と誰しも望みたくなるのも人情だが、普通の人は避けたほうが身の為にも懸命である。保険はもともと生命を賭けた博打ではあるが、告知を偽ったが故に自分自身の生命を捨てなくてはならない事態もまま在るからである。
癌は原発巣の性格を持ちます。ですから、肺癌でも転移性肺癌と原発巣性肺癌とでは治療方針が異なる訳です。医師への告知を怠った為に間違った治療で病状が改善されず、重篤な症状まで陥った人もおられます。例えば、前立腺癌性肺癌の場合はPSAの値は高くなり、治療はホルモンの投与もアリです。
正確な告知は貴方の命を守ります。保険で癌は治りませんが、心強いのは確かなようです。

2010年4月27日火曜日

1月12日 手術コース決定と説明


新年気分の抜けた12日。チームカンファで決定した術式の説明があり、終了後神経移植を
担う成形外科の診察をうけた。術式は【開放前立腺精嚢全摘除 両骨盤リンパ節郭清 左勃
起神経移植 右温存 順行式】。要は骨盤内の男性機能を諸共切り落とすらしい。睾丸は骨
盤外なので、大目に見て貰える様であるが、もう、殆ど勃起は無いのに等しい。
前立腺癌と診断されたら、命をとるか勃起をとるか2択を迫られる訳で、第三の道は開かれ
ていないのである。私の記憶にある限りでは大概は命を選択するだろうが、高名な映画監督
である深作氏は躊躇無く勃起の男子本懐を遂げられたのである。

W医師の説明では、臍下8Cm程を開腹して恥骨内に手を突っ込み前立腺を切除するが、恥
骨の大きい患者の場合は骨を削るらしい。外科医が大工系と言われる所以である。
ご存知の通りこの骨盤内と言うのは大変重要な内臓機能の集約した場所で、人体の血液の
大半は此処で造血される。人体の総血液量は約体重の8%(女性は7%)であるから体重60
Kgであった場合は4.6klの血液量と言う訳である。血液が体内一巡りに要する時間は1~
2分。速度は大静脈で最大速度は1秒間に100Cmであるらしい。
血管に誤ってメスが入った場合静脈では、総血液の半分の流血で致死に至ります。
大動脈では25%ですから1140mLで天国です。
手術室での患者の生死は麻酔医が握っていますが、麻酔医は裏方を担うので余りご存知で
方も多いのでは無いかと私は思います。麻酔科医師は命の番人です。
出血の可能性は成形外科では非常に低く、矢張り前立腺の摘出時に高い様です。
私の貯血の予定は合計1200mLで、通常は800mLを備えるようです。
手術日は2月16日で、庭の梅の木に蕾が出てくる頃でしょう。
新年早々と生死と精子の問題に向かい合うとは夢々想像すらしていませんでした。


記録【桃色吐息】
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12月大晦日 除夜の鐘 New Year's Eve Bells on New Year's Eve .


前立腺癌を抱えたままの年越しである。何時縁が切れるか不明であるが兎も角新年は迎えることが出来そうで感謝します。
It is New Year's Eve of having held a prostatic cancer. Although an edge goes out when or it is unknown, at any rate, I greet the new year and appreciate it.


The new year is greeted and it is dancing geisha of Kyoto.


新年を迎えて京都の舞妓はんどす。



2010年4月26日月曜日

12月24日 キリストになりそこねた聖徳太子


今宵はX'Masのイブ。従兄弟の娘さんが協会のオペラに出演すると言うので、その家族とか友人、共々5人で伺った。礼拝堂には舞台が設えられ、吹き抜けの2階には聖歌隊が控え、照明も整ったという本格的な舞台拵えである。幕は受胎告知からである。天使ガブリエルがマリアに精霊を持って懐妊した事を伝え祝福する場面である。まるでラファエロの絵画の様である。暗転して東方(多分イラン)3博士(マギー=マジシャンの語源)からの贈り物の場面はベツレヘムの馬小屋で、世はヘロデの時代である。バーバラ・シーリングと言う人の話では、キリストの誕生日はBC4年3月17日に4人兄弟の長男に産まれ、正妻マリアとのあいだに子供4人を設けて70歳で世を去ったと伝えている。愛人はマグダラのマリアでプロバンスでは毎年神輿が街を練り歩く。正妻では無くマグダラのマリアである。神輿の中はマリアの骸骨である。
ゲーテのファウスト伝説のモデルとなった12使徒の最後にあるシモン・マグスと共に南仏プロバンスへ逃れたと言い伝えられている。
12月25日は冬至でエジプト神ホルスの誕生日で、復活思想も含めキリスト教はエジプトの焼き直しバージョンと言われているが・・・私はワインとケーキが食せれば十分満足である。
同じ馬小屋で産まれた厩の王子聖徳太子は世界的メジャーになれなかった。何故だろう?疑問が残る。因みに私は普通の産婦人科院で産まれました。

写真はリン・ピクネットとクライブ・プリンスの【マグダラとヨハネのミステリー】より引用
映画【ダビンチコートの謎】のプロトと思われる。

サン・マクシマン
ニュー・ヨークの街角のX'mas

12月24日 (続)立ち上がれるよな?日本↑↑(K大学の理由)



凡その治療メニューが出揃って、W先生のお話を伺いました。選択肢は放射線治療か開腹手術で、第一希望の、”何もしない”は論外の様です。免疫療法は保険認定が認可されました様ですが、予防には兎も角、事此処に至っては遅いと思うんですね。
放射線治療は、身体へは低侵襲ですが、2クールで完了しますと、2度と放射線治療は出来ないのです。当然癌は完全に取り去った訳では有りません。それに2年以内にインポは必発です。
切ってもインポ。当ててもインポ。核アンポならぬ核インポです。私の頭の中はインポの輪がクルクルと回り始めました。そこでK大の提案として(効果の程はアヤシイのですが)足の暇な神経をペニスにチン貸しでは無く居就かせる(移植)とい言う、全く以て異色な苦し紛れのインポ救済策です。  
 私は迷う事無く、その話に飛び乗りました。立ち上がれ↑↑大作戦です。

12月24日 立ち上がれるよな?日本↑↑(K大学の理由) 治療の選択と費用


膀胱検査の目的は膀胱内に在癌していると、尿道切断時尿内癌細胞が腹部に散乱しますから、前立腺癌摘除手術の可否判断になります。(正式には膀胱内視鏡検査と言います)
60歳以上で、喫煙が発生の危険因子と明らかになっています。(私は大変なヘビスモですからヤバイんです)

膀胱検査も終わり治療方針の話し合いですが、私なりのカンファでは以下記載します。
選択肢を保険適応内で、私なりのヒエラルキーでランキングしました。(費用は2010年)
1)経過観察     何もしない。潜在癌のまま寿命を迎える人も多いが、
手遅れになるかも・・・              
費用      0円(心配性の人は経費がかかりそう・・・)    
2)手術(開腹)     将来災いになりそうな奴を根こそぎ切り取る。 30%で再発するし、
インポも・・・心配です。
費用 期間  10~35万円(保険・限度額認定者も含む) 入院 2~4WEEK、
3)放射線治療   放射線を患部に照射して癌細胞を焼き殺す。 再度、同治療は不可。
費用      2クールで完了 リニアック 36回通院 10~60万円(重水素はなし) 
4)内分泌療法   癌の餌(男性ホルモン)を兵量攻めにする。睾丸摘出も含む。
 まだ少し男でいたい。男性の業(さが)です。
費用      30万円位を目安(睾丸摘出入院含む)注射1日5000円位
5)化学療法     ご存知の抗がん剤です。マーライオンは御免。カツラもなぁ~   
費用      ドキタキセルで完了まで50000円程
6)密封小線源埋め込み 放射線カプセルを幾つも局部に埋め込みます。簡単です。
                                  但し、孫は抱かしてもらえないかも(漏射)
費用      10~60万円
臨床例の少ないもの、及び保険外の治療では
1)HIFU       ウルトラソニック(超音波)で患部を高温にして癌細胞死滅させる。 
                                 ホントの限局癌には有効。再発心配ならどうでしょう。
費用      100~300万円
2)免疫療法    丸山ワクチン(治験治療薬認可)は有名な免疫薬である一方、医師
           (国家ライセンス)がなくても出来る療法で、理論上は自然発生し
                     てNK細胞(ナチュラル・キラー細胞)を利用するものと思われる。
            このプログで後日述べる【癌と胎児の違い】で、私なりの見解を・・・
費用      興味のある人は調べて下さい。
3)腹腔鏡手術   アメリカでは既に衰退している手術で、手先の器用な日本人では
幾例もの実績がみられますが、事、癌摘出となりますと取り残しの
心配が・・・・     
費用      10~40万円(保険・限度額認定者) 入院 1WEEK
4)ザ・ダビンチ   まさに手術のルネッサンス。ロボットが貴方の前立腺を摘出します。
費用      70~120万円 入院 2WEEK
大凡上記の様ですが、費用に関しては限度額認定の人は全額その限度額で済みます。 

治療費用の実績明細は、記録【桃色吐息】にあります。
http://sites.google.com/site/zenritsusenoyajinotameiki/

2010年4月24日土曜日

12月21日(続)電動椅子で逆噴射


アルコールが尿道を刺激します。看護師さんでは無くW先生の処置で検査が開始されました。
専らアルコールは口からでしたし、尿道からは余り縁無く、男性に触られたのも全くの初めてです。”チョット チクッとしますよ~”どうも察するにファイバーの先端が尿道に入り込もうとしている様です。此処からは出て行くばかりで、カメラがはいるのも初めてで、TV番組みたいです。 全く訓練されていない尿道ですから、それは吃驚したのか、縮めにかかります。私の所有物では有りますが、私の意思は全く以て尿道に伝わらず、侵入阻止の実力行使に出た訳です。無政府状態に陥っていると言っても良いでしょう。オシッコはまさに逆噴射です。先生は医師ですから、私に言うでも無く尿道に向かってだと思いますが、優しく言葉をかけて行きます。”大丈夫ですよ~もう少しではいりますからねェ~。”尿カテーテルよりも直径は太いのでは無いでしょうか?尿道(正確には尿道括約筋)の反乱のお陰で私は余計な痛みを余儀なくされたのでした。
無事検査も終わり、身支度している時、看護師さんが ”この椅子は産婦人科で使っているのと同じですよ~”
たぶん足を自主的に開けない女の人が多いのでしょう。だからって電動とは・・・
人間とは実に色々とモノを考える生きモノの様です。


治療記録 【桃色吐息】
http://sites.google.com/site/zenritsusenoyajinotameiki/

12月21日 膀胱検査 電動椅子で逆噴射


病院の地下に商店街通りがありまして美容院、散髪屋、お花屋さん、そしてコンビニ店が店舗を構えているのですが、コンビニ店迄が病院的で、何かしら威圧的な対応なのです。患者のヒガミかどうか、店員さんが女医さんに見えるんですね。翌々考えてみますと、”また、どうぞー”とは仲々言えないのではないでしょうか。そう言う事は病院慣れしていない、謂わば病人的常識をわきまえていないと仲々解らないらない事の様に思います。 

今日は膀胱の検査でK大病院にきました。お尻の検査では図らずも発熱に至りましたので、抗生剤を服用するとか万全の対策をして臨みました。期待通りアノ椅子ですが、一寸立派な椅子の様です。医師や看護師の話を総合すると、お尻の様に痛みは無く鼻歌気分で、しかも短時間で終わるみたい。ですから必ず検診を受けてくださいネ。とお誘いがあったのです。

やはり、前回と同様にカーテンの手前で下半身だけを露出して、雑巾みたいなタオルで局部を隠しました。すると、どうした事か、驚いた事にカーテンが開いたら、前回に比べて数段高級な椅子が壁に向かって備えてあるのが見えました。丁度カーテンとカーテンの間に椅子があるレイアウトになっています。なにせ2回目ですから、看護師さんもゴチャゴチャ言いません。座った椅子の正面がモロ壁で人などとても入れる空間はありません。どないして検査すんにゃろ~?
”用意はイイですか~” と、カーテンの向こう側から看護師さんの声です。
疑問は解けぬままでしたが、この手の椅子は今回で2回目ですから、明るい声で ”イイですよ~”
すると、どうでしょう。イヤ! 驚くどころか、魂げました。椅子が動きはじめたのです。丁度時計回りの回転です。それだけではありません。背中のハイバックも倒れていきます。そうです、自動のリクライニングシートを想像すれば良いかと思います。此処まではまだ冷静さを保っていましたが、 
思わず起き上がりそうになったのは、両足が回転と同時に自動で開いてゆくのです。
前を覆ったゾウキンは既に何処か行ってありません。鼻歌どころではありませんでした。
90度回転して止まりました。両足も保々同じぐらいの角度で開いています。
カーテンの向こう側にはW先生が控えておられました。
僅かカーテンが開き看護師さんの顔が覗きましす。
”これから 検査ですけど、一緒にモノター観られます?”
思わず耳を疑りました。
”ハァ~?” ”観たいとおっしゃる患者さん多いんですよ~”
”ハァ~?” もう自分の耳も 信じられません。
胎児じゃあるまいし、膀胱の中誰が観たいんじゃい!俺は膀胱癌の検査に来たんやぞ~!はぁ~)
”一寸冷たいけど我慢してね~ アルコールかぶれしませんか~” と、W先生。
検査の為のアルコール消毒らしい。勿論の事アソコにアルコールは初めてでした。

治療記録 【桃色吐息】
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12月15日 血は本当に血迷うのか



同意書に付随する説明文の内訳では、【輸血についての説明】が8頁にも及ぶが、主役の【手術に関する説明】では術後の養生まで含めても半数の4頁である。ミドリ十字社の非加熱血清製剤薬害騒動後の病院側の対応処置であるらしい。謂わばアベ効果とも言うべきで、多大なる功績のお陰か・・・何を血迷ったか・・・裁判では無罪を勝ち取りました。 

血は本当に迷うのか
上野正彦さんの著書【死体は語る】では、死体の司法解剖で血中酸素が過多と認められた場合は恐怖に晒されて亡くなった。と、言っておられます。
体内の各々の臓器が各内燃機関としますと、血液は燃料と産廃の供給・回収業者みたいなものですから、食べ過ぎると、胃や腸は活発な動きに応じた燃料を要求します。考え事をしますと、頭脳は処理に応じた燃料を要求します。脳細胞が働くと血中にある酸素をより多く必要とするからです。
この血流のメカニズムに脳の介在はありません。意識的に血量の配分コントロールする事は不可能です。ですから、生体の生理は体の一番必要な所を自動的に認識して血を運ぶのです。
腹がいっぱいで、恋しい人に狂う事は出来ません。ですから、恋やつれするのです。
それを人は血迷ったと言うのでしょうが、大きなお世話です。
血は迷いません。血迷ったと思うのはその頭脳です。

治療記録 【桃色吐息】
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2010年4月22日木曜日

12月14日同意書



未読ですが、1Q84にエホバが登場しているらしい。血の話になればガゼン登場願うのがエホバで、避けては通れない血の道です。

何れの病院でも手術前に輸血治療の説明があり同意書に自書署名を求められます。【エホバ】で言いました免疫等の説明も記載されています。GVHDと言われ発症したら殆ど死に至ります。私のケースでは説明書を渡されてサインして終わりました。時間と経費の節約でしょうか?
血液といいましても血の加工品で、必要な成分だけを抽出したエキスを使う訳です。

物品の購入ではアレコレ品定して迷った挙句、未だ物足りず保証や値引きまで散々した末に決めるのですが、事、医療に関しては皆一応にオシ黙ります。医療事故の場合には、製薬会社、医師、スタッフ、医療法人施設と色々なファクターが介在し、最終責任者すら判然としませんし、支払いも患者より健保払との意識が強いのも否定出来ません。肝心のカルテや患者情報の所有者すら私には分かりません。未だ持って癌とかの告知権は医師にあります。事あれば、厚生省は書類を地下に隠します。普通の人は踏み込めない神の領域なのかも知れません。こう言う事も十分納得した上で治療に臨みましょう。

治療記録 【桃色吐息】
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12月14日(続)エホバ



私は基本的には無宗教ですが、プロテスタントの環境下にいます。エホバは異端と言われて、その人達(エホバ信者)との接触を嫌いますが、病院も例外では無かった様です。
W医師自身の十代の頃、大量の輸血を余儀なくされた話をされ、常に感染の恐怖と戦いながらの半生であった事、被輸血者は献血も拒否される差別に苦しんだ事も、私に話されました。私をエホバの信者と誤解されたからに違い有りません。

輸血とは移植であります。個体と液体の違いですが、その実態はまるで逆で他人の血とは実に厚かましい存在なのです。エホバが輸血に難色を示した理由も解らないではありません。千島理論の信奉者がおられるぐらいですから、エホバの信仰心推して知るべしと言った処でしょう。
個体移植の場合は侵入者に対し免疫は拒絶しますが、血液の場合は逆に自己が拒絶され自己が破壊されていきます。一種の自己免疫病に似た症状です。この正体はリンパ球と呼ばれるものです。
その為に輸血用血液は放射線を照射して血中の免疫力等を抑えるのです。

エホバの言い分も一理有ったのでしょうが、私にはエホバより、非加熱血清製剤を厚生省に認可させた諮問機関であったO京大のOOシのオッサンの方が、ハルカに怖いです。

治療記録【桃色吐息】
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