2010年4月13日火曜日

11月6日針生検入院【痛いのナンノ】


前回超音波では癌らしき物はいなかったのですが、PSA値が高い【 60歳以上ではPSA=3.0以上 65歳以上では3.5以上 70歳以上でPSA=4.0以上で癌容疑の説もあります】ので生検(バイオプシー】をする事になりました。泌尿器科の部長ではありましたが医師の権力とは偉いもので、私の事情等には斟酌しません。一方的に事が運びました。
針生検は癌の好発部位から細胞組織を取り出して顕微鏡で調べ、確定診断とされています。
会陰式と経直腸式があり、私の場合は経直腸式でお尻からの方でした。
また、お尻です。外来で名前を呼ばれ入室しますと、其処には前回と同じメンツです。一瞬気が遠くなりましたが、モタモタさせてくれません。上着はそのままで下だけは全部脱ぎました。
雑巾みたいなタオルを渡されて前を隠すとカーテンが開きました。良からぬビデオで見た椅子があり”ハイそこに座って”この椅子に座ると次にどうすれば良いのかビデオでの学習があった様で自然に両足を雨トユみたいに湾曲したところに預けました。余りに私の要領が良かったんでしょうか 看護師さん”この検査初めて?” と疑問符です。まさか、ビデオで観ました、とは言えずシドロモドロで ”あ、イエ・・・初めてです” 口の内は既にカラカラで、過酸素の脳麻痺でしょうか再度記憶が蘇ったのは、パチン!パチン!と音の度にオシッコが噴出しそうになる、かって経験の無かった激痛からでした。
当然私は絶叫です。針が前立腺に鋭く刺さるのがハッキリ知覚できます。
(後で調たら1.5mmの針です)
”後少しですからね~”と、先生。お尻から超音波の丸棒と針の2本が挿入されている筈です。
”前立腺癌では死ぬ事の無い癌ですから”と、もう癌扱いです。
この言葉で再び気が遠のきそうになりましたが、心配要りません。激痛で覚醒させてくれます。
コノ検査は心臓に悪いなぁ~!結局8ヶ処から細胞を採りました。
記憶を辿りますと、生検前の心電図の検査は有りませんでした。
前日に服用する下剤(プルセニド)と抗生剤(クラビット) 当日には痛み止め(ピリナジン)。
検査による障害が発生したのは、心臓では無く想定されていた場所からでした。
やはり、医師は偉い!心臓に悪いと思ったのは私だけだったようです。
検査が終わって退室した時、待合にいる外来の患者さん全員に顔を見られました。恥ずかしい。
絶叫した声ださなきゃ良かった・・・でも2度と顔合わせる事無いからええわい。開き直った感想です

治療記録【桃色吐息】
http://sites.google.com/site/zenritsusenoyajinotameiki

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