2010年9月5日日曜日

PSAでここまで解かる

200912月に日泌会は『前立腺がん検診ガイドライン2010年増補版』を公表し、PSA検診を推奨しましたが、第三者機関研究班はPSA検診のエビデンスレベルと推奨グレイドを何れも最低レベル【1-】、【I】に評価しました。世界的にも略同様の評価です。
以上の前提を踏まえてお読みください。(2011/3追記)

PSAオンデマンドでPSA予想特性曲線が前立腺癌の再発確定のエビデンスとなりえる事を示唆したが、今回は再発後の予想を考察してみた。


前立腺癌手術などの一次処置の後で発生するPSAの監視では、再発に怯えた前立腺癌患者の多くがPSAによる癌病態の判断に悩んでいる。この私もそのうちの一人であるが、超低危険度の場合のPSA推移と高危険度のPSAの推移などをグラフ比較して検討してみようと思う。


検討するのは患者特異の標準的な再発時の予想PSA上昇曲線と、測定されたPSAの比較で癌の実態を推し計ろうとするものである。

併せて、再発時の治療タイミングやPSADT、PSAV、それに肝心のがん細胞の壊死具合や癌細胞の活性度など予後が考察出来ればなお幸いである。

PFDファイルです。

『PSAでここまで解る』



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