PSAも無い、ホンバン（ホルモン治療）をしていた36年も昔の前立腺・癌死の事情裏

（前立腺癌の死亡（98%は天寿！平均死亡年齢は81~2歳） 　　の続きです。）

 

 

PSAも無い時代（当然PSA再発も）、無転移前立腺癌と診断された62名中16名が13年間の調査中に死亡したが前立腺癌による死亡者はたったの１名（6.25%、無転移死亡率では 1.6 %）で、多くは他の障害で死亡している。老衰の4名（25%）が最多であった。

有転移と診断された20名では8名が癌による死亡で2名が肺炎と心血管障害であった。


無転移死亡１名と転移死亡８名の計９名はクリニカルステージでaruanaplastic cell ca.（未分化細胞癌は全員で10名）としている。今のグリソンスコアにすると8以上に相当するのではないかと思っています。


心血管障害を誘引したのはホルモン治療の有害作用としている。他死因は感染起因症が多い。

今から36年も昔のお話でした。（KURENAI　泌尿器科紀要(982,28(12):1507-1512）

 

でも、死因が老衰なんて書かれたら 「がん保険」 困るよな～。　原死因 「がん」 による 「老衰死」 か ・・・？　そんなん、無いんだろうなぁ～？　( ･̆⍛･̆　)。

 

 

 

 時代的背景は