2010年8月3日火曜日

前立腺癌再発はPSA(前立腺特異的抗原)が0.4~0.6で治療最適とか


PSAは前立腺から生成内分泌する糖蛋白で、役割は精液をサラサラにして受精を容易にするためのオタスケ・マンです。従って癌抗原では有りませんが、マウスなどに移植してやりますと、液性免疫(B細胞)が抗体を作ります。特異的(前立腺だけに特定)抗原(免疫学的に言うならばウイルスや非自己的細胞のクラスI分子)で、前立腺が正常細胞なら導管から精液内に誘導され、体液や末梢血内に浸潤することは有りません。前立腺に癌細胞や疾患がある場合は導管(ダクト)が正常に機能しなくなって、体液、粘膜、上皮質からPSAが血管に浸潤して血液中に混入します。
PSAの測定原理は先程簡単に説明しました一種の免疫反応の検査で判定します。

前立腺、精巣とも全摘した場合は基本的にPSAはゼロです。然しながら、PSAは生成されています。従って完全にはゼロとはならないようです。なぜか明らかにされていません。

では、前立腺癌が転移した場合はどうでしょうか?前立腺が全摘されている場合はPSAは基本的に生成されない筈ですから、転移で癌が大きくなってもPSAはゼロの筈です。悩みます。PSAをホルモン(内分泌)で0.0以下に抑えても転移癌が急速に進行したケースもあります。あっ!と、言う間での進行であったと記録されています。

これらの原因や理由は解説されていませんが、転移した癌細胞そのものは前立腺細胞由来で例え肺に転移してもがん細胞はPSAを生成していると考えられます。PSAを生成しない低分化(悪性)癌細胞ではPSAが生成されませんから、PSAだけで癌の判断は禁物です。逆に言えばPSAが血中に出現する癌は、充分に共存もしくは完治出来る癌細胞と考えていいかも知れません。希望を持ちましょう。

私は以上の様に考えます。
何もかもノーテンキに考えましょう。結果は一緒ですから。

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