2010年5月16日日曜日

ついでにもう1つ ワン・チャイナのパンダ

癌患いの身には、どうでも良いことなんですが、ついでにもう1つ。2005年に、中国から台湾に友好親善大使としてパンダ゙を寄贈したいとの申し出がありました。人寄せパンダの事ですから台湾側は喜んだ事と思います。何せワシントン条約で自国の移動でなく外国へは学術目的以外は貸し出し禁止になっている上に年間1億円程のレンタルう料を中国に支払う訳で、寄贈と言うからには、当然無料(タダ)です。
日本などでは赤ちゃんパンダが産まれても、その国籍は中国でしかもレンタル料も追加課金になる訳ですから・・・
所が意に反して台湾の陳(総統)さんは、この申し出を断りました。
理由はハッキリと解りませんが、ワシントン条約に準じて輸出許可書の発行を求めたといいます。

舞台は変わって2004年になりますが、陳水扁さんの台湾総統就任式にダライ・ラマ法王の名代が出席したと、正式に亡命政府が発表しています。
これは、あくまでも想像ですが、晩餐会も終わっての団欒のひと時、ダライさんの名代は陳さんに、
〔パンダを寄贈するとか中国は言っていますが、パンダは元々四川省に昔から生息している動物で、また四川省も昔からチベットの領土なのです。今パンダをタダでお貰いになると、台湾もチベットワンチャイナを自ら認めた事になりますよ]と3段論法で・・・・・・
これが、外交と言うものでしょう。This is China.ですが、日本では人のフンドシと言います。
しかし2008年の馬(政権)さんは有難くパンダ(フンドシでは有りません)を貰われたと言います。どんなベクトルが働いたのでしょう。

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