2010年4月20日火曜日

11月27日縦きり、輪きりのABCモード



さて、本日は到頭腹部と全身の検診であります。癌が確定したものですから、転移の有無を主に診るのと併存疾患の検査です。大分過去の話になりますが、ゲレンデで両下肢を同時に骨折し、未だにステンレスのパイプがお骨の中にあって、MRIの検査は出来ません。弱帯磁性ですから丁度、電子レンジの中に私が入るような塩梅になります。そこで、本日は超音波とCTだけの検査になりました。お腹の中を開けずに音で検査をするのですが、小槌と聴診器では無くヌルヌルのゼリーを腹部に塗ってからプローブと言う発振器を当ててパルスの反射時間と音の強弱で画像化します。釣り舟の魚探と同じです。痛くはないんですが、お腹のヌルヌルは相当キモイ思いをします。精度はかなり悪いと思います。1mmの瑕疵を検出するのは出来そうに有りません。精度はパルス幅で決定しますが、5mmの病変部が関の山ではないでしょうか。カルテの画像を見ますとセクター方式でした。
案の定デキモンは見逃したみたいです。そこで、登場したのがCTと言われる機械ですが、これは体の輪きり画像が観られるみたいで、プライバシーも何もあったものでは有りません。僅かながらの放射性物質を皮下注射して、首から下腹部に渡り検査されます。此の薬剤はウオッカとアブサンを合わせ呑んだ様な熱い息が出てきますが、酒に酔うほど気持ちよくはありません。時間は15分位でしょうか?お尻の検査に比べると遥かに楽です。この時のエコー検査とCTの画像検査の結果は未だに病院から貰ってませんので、料理の写真を撮るマニア癖のある女の子にすれば不評はマチガイなしになるでしょう。

治療記録【桃色吐息】
http://sites.google.com/site/zenritsusenoyajinotameiki/

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