2010年4月15日木曜日

17日 癌の告知と、主治医との はじめの一歩


名前を呼ばれて診察室のドアーを叩いた。初対面では無かったが、主治医として治療に心身を預ける事となるW助教授との第1歩の始まりでした。
癌が出ました。!!! 記憶は薄れたが其の様な出だしだったと思う。
耳の機能が正常に働いていたのは、その時点迄で、後は音の無い空虚な空間だけが視界の中にありました。如何ほど時間の流れを経たかは分かりませんが、茶色の封筒を持って自宅に戻っていました。夜ベッドの中で封筒の中を見てみると、胸部X線、腹部画像とCTの検査予約表が入っていて27日の予約とありました。その夜は寝ることなく夜があけた感じがします。
以前、何かの本で読んだ事が有りましたが、鬱との戦いは72時間で勝敗が決します。勝てば気力も戻ってきます。必ず戻ります。
癌の告知をうけたなら、その後の72時間は運命の時間と言って良いと思います。ウツを誘発してはいけません。

治療記録【桃色吐息】
http://sites.google.com/site/zenritsusenoyajinotameiki

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