2010年4月21日水曜日

12月1日骨シンチ(骨転移の検査)



CTでは造影剤オムニバーク350 100mlを皮下注射されたが、骨シンチでも同様で朝9時にテクネチウム (99mTc) というラジオアイソトープを含んだ薬剤を注射して、お昼12時から検査が開始されました。この検査棟は本館から離れた別棟にあり、やや物々しい雰囲気を漂わせています。エレベータの乗り場には”核医学”と聴き慣れない言葉で説明した機械のホスターが貼られ、患者の感心を誘いますが、よく理解出来る患者など恐らく誰もいません。
建物はと言いますと、何時汚染されても良いように古い建屋です。成程これならば損失は少なくて済むものと納得しました。前立腺癌は骨や骨盤にあるリンパ節に移転するのが好きらしく、転移の状態を調べる重要な検査です。正味の検査時間はCTと変わりません。
肺(胸部)のX線も検査しましたし。核まみれの一日です。嘘か真か、医師の家庭では女の子の出生率が高いと噂されている様ですが、医師になるには学力とお金だけで無く頑丈な睾丸も必携とは思ってもいませんでした。
検査が終わって癌の有無を検査技師に尋ねましたら、”此の検査は骨の代謝を調べるもので、癌を検査している訳では有りません”と説明しかかるので、これ以続けるのも無駄だと思い、挨拶もそこそこに黙って部屋を出ました。14日には転移が判るでしょう。

治療記録【桃色吐息】
http://sites.google.com/site/zenritsusenoyajinotameiki

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